水漏れ修正の配管工事の費用、目安はどれくらい？

水漏れが生じると実に困るものです。

水は生活に欠かせないものですが、だからこそ水漏れが生じて水道が使えなくなると暮らしていくことすら困難になります。

こんな水漏れの際には水道屋さんに頼んで水漏れ小筋をしてもらうのが一番です。

そんな水道屋さんにしてもらえる水漏れ工事にもいろいろとあります。

単に蛇口ハンドルを交換するだけのこともあれば、蛇口そのものを一式交換しないといけないこともあります。

特に水漏れ工事の中でも費用がかかってくるのが配管工事です。

地中に埋まっている配管を工事しないといけないといった場合には費用がかかるだけでなく工事日数も増してきます。

一体、配管工事にはどのくらいの費用がかかってくるのでしょうか。

ここではそんな配管工事の費用の目安について解説していきますから、これから配管工事を依頼するという際には参考にしてみてください。

配管工事の費用について知る

配管は一度敷設すればいつまでも持つというものでは決してありません。

どのような配管も寿命がありますから、耐用年数を過ぎると穴が空いたり破裂したりサビが生じるといったトラブルが発生します。

実際、配管に穴が空いているために水漏れしているケースは中古物件に住んでいる場合などには決して珍しいことではありません。

特にこうした配管が原因の水漏れは厄介なこともポイントです。

〇配管が原因で起こる問題

◆配管が原因の水漏れだと水漏れしていることに気づけないことも多いものです。

水道代が異常に増えたために初めて配管に穴が空いていることがわかった、なんてこともあります。

◆配管が原因の水漏れは床下の腐食なども厄介な問題も引き起こすことも知っておきましょう。

〇配管工事の費用

こうした配管工事の費用はどのくらいなのか心配な人もいるかもしれません。

配管工事の費用は色々ある水漏れ工事の中でも特に高いものですが、配管工事は水道屋さんでは手に負えなくて配管工事専門業者に委託されることもあります。

単に穴埋め程度の工事であれば費用相場も6000円から8000円程度です。

工事も一日中で終わる事が多く、負担も少ないのが良い所。

しかし、配管に穴が空くような場合には配管そのものがダメになっていることが多いです。

そのため、一度穴を埋めても時間が経つと他の箇所に再度穴が生じることは良くあります。

こうした手間を避けるためにもいっそのこと配管をすべて取り替えするのがおすすめです。

配管の取り替えを伴う場合にはメートル毎に料金がかかります。

目安としては1メートルで5000円～1万円程度からお願いすることができます。

これはあくまで基本料金であり、設置する管の長さや掘削作業の所要、モルタル必要量などによっても大きく料金が変わるので注意しましょう。

加えて、配管の取り替えをする際には給水管を取り外さないと工事できないこともあります。

この場合、給水管の取り外し工事の費用もかかることも覚えておきましょう。

更に床や壁などが水漏れで腐食している際にはこちらの工事費用がかかってくることもあります。

これは配管工事よりも費用がかかることがあるので気をつけておきたいところです。

このように配管工事にはかなりの費用がかかってきます。

だからこそ水漏れしないように対策しておくことも大事です。

〇対策

◆定期的に配管を検査してもらうのはおすすめです。

配管を水漏れ検査してもらえば水漏れしやすい箇所などを教えてもらえます。

◆予防的に配管を水漏れする前に取り替えるのも良いでしょう。

配管の寿命は素材によっても様々ですが、通常は敷設してから10年以上たったような場合には取り替えるよう好機です。

早め早めに対応しておけば水漏れの被害を防げるだけでなく総コスト的にも安上がりになります。

自分で配管工事は可能？

配管工事は費用がかかることから自分で配管の取り替えをしようとする人がいます。

確かに自分で配管を取り替えればかかるのは配管代の費用だけで、かなり安上がりで済みます。

しかし、配管工事を素人がするのはかなり困難です。

配管の多くは地中に埋まっていますから配管を交換するためにはかなり掘削しないといけない手間もあります。

他に、そもそもどこから水漏れしているかを正確に判別するのも難しいところ。

配管の取り付けもかなり困難です。

しっかり取り付けをしないと水圧に負けてしまって取り付けた配管が破裂するようなこともあります。

「こんなことになるならば最初から水道屋さんを呼べばよかった」といったことにならないようにしておきたいところ。

こうしたこともあり、素人が配管工事をしようとするのは基本的にはやめておきましょう。

しかし、地表から出ている配管を穴埋めする程度であれば素人でも十分可能です。

この際には補修キットを用いてパテで水漏れしている箇所を穴埋めしましょう。

自分で穴埋めする際にも穴が空くような配管はいずれは交換が必要になることも理解しておくのが大事です。