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排水トラップは交換できる!交換の方法や費用の目安

公開日:2018/06/15  最終更新日:2018/05/22

「排水溝の様子がどうもおかしい」そう思って排水溝を調べてみるとどうも排水トラップの部分から水漏れをしているみたい。
そんな時はプロの水道業者に排水トラップの交換を頼まなければならないと考えますが、ちょっと待った。
もしかすると、この排水トラップはどうやら自分でも交換が出来そうなのです。
では、その方法はどんなものなのでしょう。

 

排水トラップの水漏れの原因は?

排水管の途中には「排水トラップ」と呼ばれるものが付いています。
この排水トラップの内部には水が溜められており、それによって臭いや虫などが外から侵入するのを防ぐ構造となっています。
そして、長年使用していくと排水トラップの内部に汚れが溜まってしまいます。
もちろん専用の洗剤を使用すればほとんどの場合は綺麗になりますが、なかには汚れがこびりついてなかなか取れないことも。
そうなると、排水トラップが水漏れしたりする原因になるのです。
また他にも臭いが発生することも多いのでとても大変です。

 

水漏れしたら排水トラップを交換しよう!

そして、排水トラップから水漏れが発生したら早急に排水トラップを交換しましょう。
基本的に排水トラップから水が漏れてしまうケースとしては、シンク(洗面台)と排水トラップを繋いでいるパッキンの劣化・不具合による水漏れ。
そして排水トラップそのものの不具合の2つが挙げられます。
では、それぞれの交換方法について見ていきましょう。

 

パッキンの交換方法とは?

①排水トラップに設置されているパッキンは、シンク(洗面台)と収納側の間に挟まるように取り付けられています。
そのため、まず収納側から排水トラップに取り付けられているナットをモンキーレンチなどで外します。
何十年も使用している排水トラップの場合はナットが固着してしまい、なかなか外すことができない場合もあります。
その場合は、濡らしたタオルなどをナットに当てて強く回してみましょう。
そうすればきっと外すことができるはずです。
しかしそれでも回らない場合は専用工具を使用するといいでしょう。

②ナットを外したあとに、排水トラップの取り外しを行います。
そのあと、排水トラップの寸法にピッタリなパッキンを用意して古いパッキンと交換しましょう。

③そして、パッキンを交換し終えたら取り外した排水トラップをはめ込んで戻して、ナットを留めたら完了です。
また、完了したら水漏れがないか水を流して確認しましょう。

 

排水トラップの交換方法とは?

①排水トラップを留めてある固定用のナットをモンキーレンチなどで外して、排水トラップをシンク(洗面台)から取り外します。
もし外しにくい場合はパッキンの交換方法同様に、濡れたタオルをナットに巻きつけて回すか、専用工具などを使うといいでしょう。

②そして、古いものと引き換えに寸法がしっかり合う新しい排水トラップをシンク(洗面台)に取り付けて、収納側から固定のナットを留めます。

③こうして排水トラップがシンク(洗面台)に取り付けられたら作業完了です。
そして、水を流して水漏れが起きてないかチェックしましょう。

 

交換する際には注意点がある!

◆まずパッキンや排水トラップを交換する際に、水浸しになって周りが濡れないようにビニールシートや新聞を床に敷いて、排水トラップの下にバケツを置くなどするといいでしょう。

◆他にも、排水トラップやパッキンを交換する際には寸法はとても大切です。
この寸法というのは、排水トラップの外径の数値を指しています。
寸法のサイズを前もって測ったうえで排水トラップメーカーが出している寸法図と比較して、本当に自宅の排水溝に合うか確認しておきましょう。
本体やパッキンはホームセンターやネット通販などで簡単に購入することできます。

自分で交換するのは確実に直せる場合のみ。
少しでも不安な場合は、無理をせず水漏れの修理業者に頼みましょう。
もし無理やり直そうとすると、かえって被害が大きくなる可能性もあります。
水漏れの業者を呼ぶと確かにお金はかかりますが被害が拡大してからでは遅いので、水漏れを解決する選択肢のひとつとして考えておきましょう。

 

交換する際の費用はどれくらいかかるの?

・自分で交換する場合
パッキンを交換する場合は500円から1000円くらい、排水トラップそのものを交換する場合は4000円から6000円くらいかかります。
また、モンキーレンチなどの工具を購入する場合はそれに500円から1000円程度追加でかかります。

・業者に交換してもらう場合
パッキンを交換する場合は3000円から10000円くらい、排水トラップそのものを交換する場合は5000円から15000円くらいかかります。

このように、自分で交換するより業者に交換してもらうと費用が割高になる傾向があります。
これは業者に依頼すると作業費と出張費がとられるからです。
しかし、業者に頼めば確実に直してくれるため安心です。
色々と吟味して確実に直せるなら自分で交換し、そうでないなら早急に業者に依頼しましょう。

 
   
 

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