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排水溝の構造の種類と掃除方法

公開日:2018/06/15  最終更新日:2018/05/22

排水溝の構造の種類と掃除方法

 

 

排水溝は排水設備のひとつであり、お風呂場や洗面所やキッチンなどにある水を流すための穴のことです。
また、排水溝というものは構造別に何種類かに分類することができます。
そこで、こちらでは排水溝の構造の種類とその掃除方法について説明します。

 

 

排水溝の構造は排水トラップによって分けられる!

家庭で使われている排水溝の構造はどんなものなのか見ていきましょう。
普通の家庭にある排水溝にはごみ受けカゴやネットがあることがほとんどですが、その下には「排水トラップ」と言われている装置があります。

〇排水トラップとは
下水道や排水管からの臭いや小さな害虫(ねずみ、ハエ)などが排水管を通じて侵入してくるのを防ぐために設置されている装置のこと。
この排水トラップには常に水が溜められており、ここに溜まっている水によって排水管内部の空気と台所の空気を仕切っているという仕組みです。
つまり、外からの嫌な臭いや害虫などが入ってこないように工夫されているのです。
そしてその排水トラップにはいくつかの種類があり、それらを大きく分類すると「管トラップ」と「碗トラップ」と「ドラム型トラップ」の3つに分けることができます。

〇管トラップとは
排水管をあえてS字型やP字型に変形させることで水が溜まりフタのような役割をしたもの。
主に洗面所やトイレでよく見られるタイプの排水トラップです。
利点としては、他の排水トラップと比較するとサイズが小さいので場所をとらないという点や、流水によって排水管の内面を洗浄する作用(自浄作用)が強いことが特徴です。

〇碗トラップとは
排水溝にお椀をひっくり返したような形の構造をした排水トラップのこと。
お風呂場やキッチンの排水溝によく使用されており、椀部は取り外しが容易で掃除が簡単にできるという特徴があります。
さらに、ドラム型トラップはその名の通りドラムの形をした排水トラップのこと。
時折、キッチンで見ることができます。
他の排水トラップに比べてたくさん水を入れることができるということが特徴ですが、排水管の内面を洗浄する作用(自浄作用)が弱いので定期的に掃除をしなければなりません。

このような排水トラップによって外部からの臭いや侵入物を防ぎ、スムーズに水が流れるようになっています。
しかし、ゴミや食べ物のカスなどが溜まってくると流れが悪くなり詰まりや汚れの原因になってしまうことが多いです。

それぞれの場所ごとで排水トラップに溜まりやすい汚れは、以下のようになっています。

・キッチン・・・食べ物の残りカスや生ごみなど
・お風呂場・・・人のアカ、石鹸カス、髪の毛など
・洗面所・・・・整髪料や化粧品、髪の毛など
・トイレ・・・・トイレットペーパー、ウエットティッシュ

このようなものが溜まらないように日ごろから注意が必要です。
できるだけ、上記のゴミを流さないように心がけるといいでしょう。

 

排水溝の掃除方法とは?

まず、排水トラップに起こる汚れや詰まりなどの問題を解決する方法として「排水トラップの掃除をこまめに行う」ことがとても大切です。
こまめに掃除を行えば、排水トラップの汚れや詰まりなどを未然に防止することができます。

〇排水トラップを掃除するには「パイプクリーナー」を使えばいいでしょう
これは配合されている化学成分の力で、排水溝ならびに排水トラップにこびりついたしつこい汚れを分解して落とすことができます。
現在では、ホームセンターやドラックストアで手軽に購入できるのでおススメです。

〇使い方
また使い方もとても簡単。
①まず、流しの蓋やゴミ受けカゴを外したあとに決められた使用量のパイプクリーナーを注ぎ入れます。
②その後はだいたい15〜30分放っておくと洗剤が汚れに浸透して、どんどん分解されていきます。
③そして、時間が経ったら洗剤が流れきるまでたっぷり水を注げば完了です。
パイプクリーナーは排水溝ならほぼどこでも使えます。
場所によって汚れの種類は異なりますが、パイプクリーナーさえあればしっかり対応することができますよ。
しかし、パイプクリーナーには強力な薬品が含まれています。
そのため掃除をするときにはラベルに記載されている説明書を読んだうえで用法容量はきちんと守りましょう。
また手袋をしっかり着用し、必ず換気をしながら作業を行うことが大切です。

そして排水溝の使用頻度によりますが、だいたい1か月に1回はこの方法で掃除をすることをおススメします。

 

「マメ」に掃除をしよう!

排水溝のつまりや汚れは自分が知らないあいだに、いつの間にか起きていたというケースが多いです。
しかし普段から掃除をしっかりおこない髪の毛や皮脂、石鹸カスが詰まらないように気をつけていればほとんどの場合は大丈夫なはず。
常に清潔に保つためにも、普段から「マメ」にお掃除をすることが大切です。
そんなに時間もかかりませんのでタイミングを見つけて行いましょう。

 
   
 

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