浴室の蛇口が水の出が悪いときの対処法

お風呂の蛇口の水圧が突然弱くなったり、出が悪くなったりすると困ってしまうでしょう。そこで、こちらでは浴室の水の出が悪くなったときの対処法をいくつか解説していきます。自分でおこなう方法と業者に頼む方法を紹介するので、状況にあったほうを選んでみましょう。

水量の調節がおかしくなっていないかチェック

水道の蛇口の種類によって異なりますが、ハンドル部分をひねったりレバー部分を上げたりすることで、水量が調節できるようになっています。もちろん、浴室にあるものも同じ仕組みなので、同じ動作をすれば水量の調節は可能です。

しかし、水量はハンドルやレバー以外でも調節がおこなえるようになっているので、まずは試してみましょう。いつの間にか調節部分が動いてしまったことにより、水の出がおかしくなっている可能性があるのです。詳しい調節の仕方は、蛇口の説明書にしっかりと記載してあるのでチェックをしてみましょう。もしも、説明書をなくしたというのなら、マイナスドライバーを使って回せる部分がないか確かめてみることをおすすめします。

ただし、触ってはいけない部分かもしれないので、調節するのならほんの少しだけ動かすようにしましょう。少し動かしたことにより、水量が減ったり増えたりしたのなら、そこが調節するための部分だといえます。あとは自分の好みで水量をしっかりと調節すれば、浴室の水の出が悪いという問題は解決です。ただし、水量を増やしすぎてしまうと水道料金がアップしてしまうので、ほどほどに調節するようにしましょう。

蛇口を取り替えることも考えよう

キッチンやトイレなど、ほかの場所の水の出はまったく問題がなく、浴室だけ水量が少ないというのなら蛇口が壊れている可能性があります。掃除などをしてみても水量がアップすることがないのなら、思い切って取り替えてしまうことも考えましょう。取り外すことも取り付けることも、それほど難しくはない構造になっているため自分自身で交換することもできます。できる限り安く交換したいのなら、まずは新しい蛇口を手に入れることから始めましょう。

なお、蛇口を購入するのは困難だと考えるかもしれませんが、ホームセンターを訪れれば、いろいろな種類が販売されています。よほど珍しい製品を使っていない限り、同じタイプのものが売っているはずなので選んで購入をしましょう。ただし、同じグレードのものを購入する必要はなく、ハンドルタイプをレバーにするなどグレードアップすることも可能です。もちろん、規格があっていなければ取り付けることはできないので、きちんと理解したうえで製品を選ぶ必要があります。

また、蛇口を交換するのなら、プラスドライバーやレンチなどの作業をするための道具も必要になります。事前に調べておいて、自宅にないのなら、蛇口を購入するときに一緒に手に入れましょう。何が必要なのか分からないのなら、ホームセンターのスタッフに購入予定の製品を見せて、どのような道具を使えば取り付けられるのか聞くとよいです。

ちなみに、DIYで交換する方法は、インターネットで調べればたくさんヒットするので参考にしましょう。水道の元栓をしっかりと閉めてから交換作業をおこなえば、浴室の水の出をしっかりと改善できるはずです。

原因が分からないのなら業者に依頼をしよう

どうして水の出が悪くなったのかまったく分からないのなら、交換をするのではなく、業者に頼んで調べてもらったほうがよい場合もあります。相手はプロの業者のですから、何をすれば水の出がよくなるのかハッキリと特定してやるべき作業を提案してくれます。説明をしてもらったあとは見積もりをもらえば、いくらかかるかも事前に分かるので、安心して浴室の環境を元に戻してもらえるでしょう。

なお、緊急事態ではないのなら24時間受け付けの水漏れ業者などには頼まないほうがよいです。そちらでは出張料金や緊急料金が取られる可能性があるので、街の水回りの工事をおこなってくれる業者を探して依頼するようにしましょう。

浴室の蛇口の水の出が悪くなったのをどうにかしたい場合は、マイナスドライバーひとつで調節できることもありますし、交換をすることで元に戻ることもあります。ただし、交換しても水量が変わらない可能性もあるので、壊れているという確信がなければやらないほうがよいかもしれません。

もしも、確信がなかったり自分でやることが難しかったりするのなら、水回りに関する工事をおこなってくれる業者に相談をしましょう。そうすれば、確実に直す方法を提案してくれるので、いつも通りのリラックスタイムを過ごせるようになります。