水漏れを起こしていると突然高額な請求書が届くこともあります。このような事態を防ぐためにも、日頃から水漏れチェックをして、水漏れが見つかれば水漏れ修理をしておきたいと考えている人もいるでしょう。
ここでは、確認方法について紹介していますので、日頃の水漏れチェックに役立てることができます。
水漏れのチェック方法を知って調べよう
水漏れを簡単に見つける方法には2種類あります。
一つ目が毎月の水道料金の明細書を確認することです。数ヶ月の明細書を比べて、水道を多く使った記憶がないのに、水道料金が多く請求されている場合には水漏れを起こしている可能性は高いです。ただ、水道料金は月によって変動もしやすいですし、季節によっても違ってくるでしょう。
親族や友達などが泊まりに来たときは、いつも以上にお風呂で水を使うケースもありますし、夏場では庭木に水をあげるために多くの水を使うこともあります。月によって変動しやすい水道料金では、水漏れを確認するのは少し難しいケースもあります。明細書で確認するときには、その月にどんなことがあったか、水を多く使ったことを書き出してから確認すると良いでしょう。
二つ目の方法が水道メーターをチェックする方法です。家中の蛇口を閉めている状態では水道メーターは動くことがありません。そのため、家中の蛇口を閉めて水道メーターを確認して、もし動いているようなら水漏れをしていると判断ができます。
二つ目の水道メーターを確認する方法なら、定期的に確認することで早めに水漏れを見つけることができて、高額な水道料金を請求される可能性も低いでしょう。このメーターでの確認がおすすめなのですが、ごく少量の水漏れでは反応しないこともあるので、この方法で見つけられるのはある程度症状が進行した状態とも考えられます。
水漏れが発覚したらどこで起こっているかを調べる
水漏れの可能性があれば、どこで水漏れをしているのかを見つける必要があります。費用が気にならないのであれば、この時点で専門業者に調査をしてもらうのも良い方法です。
しかし、水漏れといっても配管が破損していて起こっているケースもあれば、屋外の水道の蛇口をただ閉め忘れていたというケースもあり、業者に依頼をする前に自分で確認することをおすすめします。
自分で確認して、簡単に修理できるような状況であれば費用もほとんどかけずに状況を解消することができます。専門業者に依頼をすれば水漏れ箇所もすぐに判明するでしょうが、調査してもらった分の費用も発生してしまいます。
チェックするときには、まず目で確認できる箇所をすべて確認してみましょう。水漏れを起こす箇所は、当たり前のことですが水を使っている場所です。台所や洗面台、お風呂場や給湯器、トイレなどをしっかりと確認します。配管近くから異音がする、濡れている、湿っている場合には、近くで水漏れを起こしている可能性が高いです。
水漏れを起こしやすい場所を知っておこう
水漏れを起こしやすい場所があり、まずはそこから確認するのも良い方法です。
水漏れを起こしやすい場所としてまず挙げられるのがトイレです。タンクタイプのトイレでは、ボールタップの上げ下げによって水が出たり止まったりしています。この装置の誤作動によって水が出っぱなしになっていることも良くあります。その他では、ウォシュレットの水が少しだけ漏れているケースもあります。この場合では自分で直すのは難しいので速やかに業者依頼をする方が良いでしょう。
屋外の水道も水漏れを起こしやすい場所です。屋外の水道で、毎日庭木に水をあげる人も多いですが、この時にホースとシャワーヘッドを付けて水まきをすることもあるでしょう。このシャワーヘッドでは手元で水を止めることもできるため、蛇口までは閉めずに放置する人も多いです。蛇口を閉めていないことで、ホースに穴が開いていたリ、シャワーヘッドの故障によって水漏れを起こしていることがあります。毎日水まきをしている人なら気づきやすいですが、週に1回程度の水まきの頻度では水漏れに気づきにくいです。
家の中では、洗濯機に水を入れる蛇口からの水漏れも多いです。ホースで洗濯機に水が入るようになっているのですが、ここも蛇口を開きっぱなしになっているため、確認していないと数日、数ヶ月も水漏れを起こした状態が続きます。
このように、水漏れを起こしやすい場所は色々あるため、蛇口があるところは日頃使っていないような場所でも必ず確認するようにします。色々調べても分からない時には、早めに業者に依頼をして調査をしてもらいましょう。
水漏れのチェックでは、水道料金や水道メーターで確認することで意外に簡単に見つかることがあります。ただ、水漏れをしていることが分かっても、水漏れ箇所を特定するのは大変ですが、水を使っている部分をすべてチェックすることで水漏れ箇所も見つけやすいです。
水漏れを早く見つけるためにも定期的に蛇口をチェックすることで、突然高い水道料金を請求されることもないでしょう。色々確認しても分からなときには、早めに業者依頼をすることも大切です。