毎月支払っている水道料金が急に高くなってしまうようであれば、水漏れが発生している可能性が高いので早急に対処することが必要となります。原因をしっかりと特定するために、できるだけ早く水漏れ修理業者を呼ぶことが重要となります。
基本的な水漏れ箇所の特定方法を知っておくと、被害を少しでも少なくすることができるでしょう。
自分でメーターの動きに注意する
水道料金の算定のためのメーター検針で不自然に使用量が増えていることが発覚することがありますが、メーター検針で気が付い場合はその時点で無駄な水を使用してしまっていることになります。
自分でできる水漏れチェックの方法としては、家の中の水道をすべて使用していない状態でメーターがどのようになっているかを見ると良いでしょう。水を全く使っていない状態でもメーターが増えているようであれば、どこかで水漏れが発生してしまっている可能性があります。
建物回りに埋設されている水道管に亀裂が入ってしまい水漏れが発生してしまっているときには、その周囲の土が不自然に濡れていたり、水たまりのようになっていることがあるでしょう。普段から、そういった変化に気を付けておくようにしていれば、水漏れを早期に特定することができて、無駄な水道料金を支払うことも無くなります。
新築の一戸建て住宅の場合には、地中埋設管が老朽化している可能性は低いですが、築10年、20年を超えているような場合には、地中埋設管が老朽化している可能性も高くなってきます。中古住宅で家を購入したという人も見えない配管の劣化状況については注意を払っておくと良いでしょう。
外気温が低い地域の場合、水道管が凍結してしまうことがあり、管の老朽化が進行しやすいことが考えられます。水道管の中の水が凍結してしまうと、水道管に亀裂が入ってしまい、その部分から水漏れが発生してしまうこともあるので注意が必要です。
日ごろから自分で老朽化部分を点検する
自分で水漏れ箇所を特定する方法としては、水道管のいろいろな部分を定期的に点検しておくことが有効となります。水道管は経年劣化によってだんだんと老朽化が進んでしまいますが、不具合が発生しそうな部位を自分自身で把握しておくと水漏れを早期に見つけることができます。
水漏れ修理をすることを考えた場合、老朽化している部分を事前に修理しておくことも被害を防ぐためには良いでしょう。一戸建て住宅の床下部分は鉄筋コンクリートの基礎となっているので、水漏れが発生するとすぐに見分けることができます。
点検する際には、手間はかかりますが、床下の状況なども目視しておくと良いでしょう。自分で確認することができないような部位については、定期的に水漏れ修理業者を呼んで点検をしてもらうと細かい部分まで診断してもらえます。
マンションの上からの水漏れは管理会社に連絡
マンションなどの多くの人が住んでいる建物の場合には、水道の水漏れが発生してしまうと、被害が多くの住戸に広がってしまうことになります。自分の住戸内に天井から水が伝わってきた場合には、上の階のどこかから水が伝わってきている可能性があるので、早急に水漏れ修理をお願いすることが必要です。
直接上の階の人に伝えるのも良いですが、別の住戸が原因の場合もあるので、管理会社などに連絡して対応してもらうと良いでしょう。マンションの水漏れは、建物の躯体の隙間を伝わってくることがあるので、原因の特定はかなり大変ですが、管理会社から全住戸に連絡してもらえれば、特定することもできるでしょう。
マンションの自分の住戸の水漏れが発生してしまうと、近隣の住戸に迷惑をかけてしまうことになるので、日ごろから水道管の状況には気を配っておいた方が良いです。総合的な設備点検の機会を逃さずにしっかりと配管の状況を点検してもらうようにすれば、水漏れが発生しそうな部位を特定しやすくなります。
水道管から水漏れが発生すると、水が無駄になってしまって水道料金がかなり高くなってしまいます。また、建物の中で水漏れが発生してしまうと、建物や家具、家電などに被害が生じてしまうこともあるので、早期に対処することが重要となるでしょう。
水漏れが発生する可能性がある老朽化部分を特定して事前に修理しておくことができれば理想的です。水漏れが発生した時に気が付けるように、普段から水道管が入っている個所を点検しておくことが大切になります。
建物の回りの水道管が埋まっている個所の土の状況なども普段から気にしておくと良いでしょう。水道メーターの動きなども自分でも見ておくと早期に水漏れを発見することができるようになります。
天井や壁内の見えない配管部分は自分自身で点検することが難しいので、日ごろから定期的に水漏れ修理業者に点検をお願いしておくと安心です。