自分でできる水漏れチェックとは?簡単な水漏れ防止策も紹介 | 評判のいい水漏れ修理業者Best10!大手水道修理業者の口コミ徹底比較

自分でできる水漏れチェックとは?簡単な水漏れ防止策も紹介

公開日:2024/03/01 最終更新日:2024/09/14

水漏れ チェック水漏れは、住宅トラブルの中でも比較的身近なものです。そのため、日ごろから水漏れチェックを行い、防止策を実施するのが大切です。今回は、水漏れチェックの方法や水漏れ防止策の紹介、水漏れ業者に依頼する際の判断基準などを解説していきます。この記事を参考にして、いざというときの水漏れに備え、予防しましょう。

自分でできる水漏れチェックの方法

水漏れは、日常的に見えない場所でも発生する可能性があります。しかし、早期に発見し対処することで被害を最小限に抑えることができます。特に、使っている水の量に変化がないのに水道料金が突然上がった場合は、水漏れを疑うべきです。

まずは、過去数カ月の水道料金を比較し、料金の変動がないか確認しましょう。もし料金が上昇している場合、水漏れが発生している可能性が高くなります。

まずは水道メーターを確認

実際に水漏れが起こっているかどうかを確認するには、屋外に設置された水道のメーターボックスを利用しましょう。マンションやアパートの場合、メーターボックスは玄関扉のすぐ横や1階の共用部にあることが多く、戸建て住宅の場合は敷地内に埋め込まれています。

確認の手順

確認の手順としては、まず家の全ての蛇口を閉め、その後メーターボックスを開けます。メーターには「パイロット」と呼ばれる小さな羽型の部分があり、これが水漏れの有無を確認するための目印です。このパイロットが静止していれば問題ありませんが、もし回っている場合はどこかで水漏れが発生していると判断できます。

ただし、水漏れが微量である場合、パイロットの動きも非常に小さくなるため、注意深く観察する必要があります。一見しただけでは水漏れの有無が判断しにくい場合もあるので、少しの間パイロットの動きを注視しておくことが重要です。

パイロットが動いている場合は水漏れ箇所を特定

もしパイロットが動いていることを確認した場合は、次に水漏れ箇所を特定する作業に移ります。水を使用している場所、例えばキッチンやトイレ、洗面所、お風呂場などを順に確認していきます。蛇口回りや配管のつなぎ目部分に湿り気が感じられる場合、その場所で水漏れが発生している可能性が高いです。

また、エアコンや室外機からの水漏れが原因で壁や床が濡れていたり、床に水が溜まっていたりすることもあります。そのため、これらの場所も忘れずにチェックするようにしましょう。エアコンの水漏れは特に注意が必要です。放置すると、室内のカビの発生や建材の劣化を引き起こすことがあります。

日常の中でできる水漏れ防止策

水漏れによるトラブルを未然に防ぐためには、日常的に簡単な予防策を実践することが重要です。こうした対策を習慣化することで、重大な水漏れを防ぎ、修理費用や被害を抑えることができます。以下に、日常生活で心がけたい簡単な水漏れ防止策を紹介します。

洗濯機の使用に注意する

まず、洗濯機の使用において注意が必要です。洗濯機は自動的に水の出し入れを行うため、使用後に水道の栓を閉めるのを忘れてしまうことが多いです。しかし、これは水漏れの原因となります。

特に、蛇口とホースをネジで接続しているタイプの洗濯機では、ネジが緩むことで少しずつ水が漏れるリスクがあります。使用後に必ず水道の栓を締めることで、このリスクを低減できます。また、定期的にネジ部分を点検し、緩みがないか確認することも効果的です。

シャワーの使い方に注意する

次に、お風呂でのシャワーの使い方についても注意が必要です。シャワーには、手元で一時的に水を止める機能がついているタイプが多いです。しかし、これに頼りすぎると、水栓の締め忘れが発生しやすくなります。使用後には、必ず元栓を締めておきましょう。

また、シャワーのホースやパッキンは長期間使用していると劣化しやすく、それによる水漏れが発生することもあります。部品の劣化を早めないよう、使用しないときは元栓を締め、水圧がかからないようにすることが大切です。

シャワーヘッド・ホースの定期的な掃除をする

さらに、水漏れ予防のためには、シャワーヘッドやホースの定期的な掃除も忘れずに行いましょう。水垢が溜まると部品が詰まりやすくなり、水漏れの原因になることがあります。掃除を定期的に行い、部品が正常に機能しているか確認することが重要です。

また、お風呂以外の場所でも、庭などで使用するシャワーヘッド付きのホースも同様に注意が必要です。こちらも使用後には水道の栓をしっかりと締め、掃除を怠らないようにしましょう。

キッチンでは排水管の詰まりに注意する

キッチンも水漏れが発生しやすい場所の一つです。キッチンでは、特に排水管の詰まりが原因で水漏れが発生することが多いです。野菜の皮や食べ残し、油などが排水管に流れ込むことで詰まりが発生し、結果的に水漏れに繋がることがあります。これを防ぐためには、排水溝にキッチンネットを設置して、生ごみや油が流れないようにすることが効果的です。さらに、キッチンの使用後にはお湯を10秒ほど排水溝に流し入れることで、排水管内に溜まった油やごみを洗い流して詰まりを予防することができます。

水漏れ修理を業者に依頼する際の判断基準

水漏れが発生した際、修理を専門業者に依頼するか、自分で対処するかの判断は重要です。専門業者に依頼すると出張費用や部品代がかかるため、修理費用が高く感じられるかもしれません。しかし、必ずしもすべての修理を自分で行うことが賢明というわけではありません。

特に水道の修理には専門知識が求められるので、素人が無理に修理を試みると、かえって状況を悪化させてしまうリスクがあります。そのため、どのような場合に専門業者に依頼すべきかを判断する基準を知っておくことが大切です。

水漏れの量が多い場合

まず、水漏れの量が多い場合は、専門業者に依頼するのが賢明です。大量の水漏れを素人が修理しようとすると、時間がかかり、その間にも水は漏れ続けます。これにより水道代が無駄にかかるだけでなく、放置すれば床や家具が濡れてしまい、二次的な被害が発生する可能性もあります。

このような状況では、自己判断での修理を避け、早急に専門業者に修理を依頼する方がいいです。長期的には費用を抑え、被害を最小限に抑えることができます。

部品を取り外す必要がある場合

また、修理の際に部品を取り外す必要がある場合でも、専門業者の依頼が推奨されます。特定の道具がないと部品の取り外しが難しいケースがあり、必要な道具を自分で購入しようとすると時間と費用がかかります。さらに、購入した道具が期待通りに機能しない場合は無駄な出費となるだけでなく、修理作業自体が遅れてしまうかもしれません。こうした状況を避けるためにも、道具や専門知識が不足している場合には専門業者に任せる方が確実です。

水漏れの原因が特定できない場合

さらに、水漏れの原因が特定できない場合も、専門業者に依頼するべきです。水道の修理は、原因を正確に特定し、それに応じた対応を行うことが求められますが、知識のない素人にはこれが難しいことが多いです。誤った対応をすると、かえって状況を悪化させる可能性があります。そのため、自分で修理が難しいと感じたら早めに専門業者に相談し、修理を依頼するのが最良の選択です。

水漏れの修理費用の目安

水漏れ修理の費用は、基本料金、作業費、交換部品代を合計した金額で決まります。作業の規模や必要な部品によって費用は異なるため、パターンごとに相場を把握しておくことが大切です。

一般的な修理費の目安として、蛇口回りの簡単な修理のみなら出張費を含めて約1万円程度です。例えば「蛇口の根元から水漏れしている」「蛇口を締めても水が止まらない」といったケースは、比較的簡単な作業で済みます。しかし、トイレや浴室で部品の劣化が進んでおり、交換が必要な場合は費用が約3万円に上ることもあります。特に水栓の交換が必要となると、さらに高額になる可能性があります。

また、水漏れが壁や他の設備に広がっている場合や、他の住宅にまで被害が及んでいる場合は、修理費用が大幅に増加することも多いです。費用が高額になるケースでは、事前に業者に見積もりを依頼し、納得した上で修理を進めることが重要です。

水漏れが起きた場合に注意するポイント

水漏れが発生した際には、迅速な対応が求められます。水漏れを放置すると、カビや結露が発生し、健康被害や建物の損傷を引き起こす可能性があります。特に、壁や床の内部で発生する水漏れは目に見えにくく、気付きにくいため注意が必要です。

カビや結露を長期間放置すると、フローリングや建物の構造部分が腐食し、修繕が必要となることがあります。さらに、カビが広がると空気中の微生物が増加して呼吸器系の健康被害を招くリスクもあります。

賃貸物件の場合より迅速な対応が必要

また、賃貸物件で水漏れが発生した場合は退去時に修繕が必要となるため、被害が小さいうちに対処することが賢明です。水漏れによる被害が拡大する前に早急に修理を行うことで、修繕費用や健康被害を最小限に抑えることができます。

修繕の際に保険が適用できる場合もある

修繕に関しては、保険の適用が可能な場合があります。賃貸物件では「借家人賠償責任保険」が適用されることが多く、この保険は借りている部屋内で発生したトラブルに対して適用されます。一方「個人賠償責任保険」は、第三者への損害を補償するもので、自分の部屋内のトラブルには適用されません。

そのため、万が一の水漏れに備えて、借家人賠償責任保険の内容を事前に確認しておくことが重要です。

まとめ

水漏れは住宅トラブルの中でもよくある問題ですが、日常的なチェックと簡単な防止策でリスクを軽減できます。水道メーターの確認や、蛇口やシャワーヘッドの点検を定期的に行うことで、早期発見が可能です。また、洗濯機やシャワーの使い方を工夫し、キッチンの排水溝をこまめに清掃することで、未然にトラブルを防ぎましょう。

修理が必要な場合は、専門業者への依頼が賢明です。特に水漏れの量が多い場合や、部品の取り外しが必要な場合、また原因が不明な場合には、無理せずプロに任せることが重要です。費用についてもあらかじめ相場を確認し、納得した上で進めることで、余計な出費を避けられます。水漏れが発生した場合の適切な対応や、保険の適用範囲を理解しておくことで、修繕費用や被害を最小限に抑えることができるでしょう。

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