賃貸物件に住んでいる場合に水漏れが発生したらどこに連絡をすれば良いのでしょうか。
これは気になるところですが、連絡先は状況によって分かれます。
場合によっては水漏れを無料修理してもらえることがありますが、こうした賃貸住宅と水漏れにまつわるポイントについて見ていきましょう。
賃貸住宅に住んでいる際に水漏れに悩まされたら
新しいマンションやアパートだと水漏れに悩まされることも少ないですが、地区10年以上も経っている物件だと水漏れの被害に遭うことも決して珍しいことではありません。
水漏れが発生すると慌ててしまうものでもありますが、こうした際に連絡すれば良いところは分かれてきます。
◆まず、大家もしくは管理会社に連絡して対策について聞いておくと良いでしょう
管理会社に連絡すれば修理費用などについて、すべて細かく教えてくれます。
通常は管理会社が業者を手配してくれることとなりますが、その費用は基本的に借り主に瑕疵がなければ無料です。
逆に「蛇口を乱暴に扱って壊してしまう」といったように借り主側に瑕疵がある場合には費用を負担しないといけないこともありますから気をつけておきたいところです。
とはいえ、もしも借り主に瑕疵がある場合でも費用は大家もしくは管理会社負担で修理してもらえることがほとんどですからそこまで心配はいりません。
◆また、ちょっとした水漏れであればアパートやマンションに常駐している管理人に対応してもらえることもあります
管理人に話をすれば水漏れ補修キットや予備のパーツなどで修理してくれることがあるのです。
このため、集合住宅などに住んでいる場合には管理人に話をしてみるのも良いでしょう。
自分で水漏れ業者を呼ぶ際にも事前に大家もしくは管理会社に相談しておく事が大事です。
もしも管理会社などと話をせずに水漏れ業者を呼んで工事してもらうと費用が自分持ちになってしまうこともあります。
◆加えて、加入している火災保険によっては「24時間駆けつけサービス」などとしてサービスで無料にて水漏れ工事をしてもらえることがあります
こうしたサービスは助かるものですが、工事も一定範囲内でしか対応してもらえないことがあります。
配管取り換えなどの大掛かりな工事を伴う際にはこうした火災保険の付帯サービスでは対象外のこともありますから利用前に確認しておくと良いでしょう。
このように連絡先もいくつかありますが、もしもの際に慌てないようにこうした連絡先はまとめておくと良いでしょう。
水漏れを放置した場合にはどうなる
水漏れを放置すると床が腐食したりカビが発生することがあります。
こうなると更に費用もかかりますが、水漏れが発生したのに対処せずに放置した際には工事代を自分で支払わないといけないことがあるのです。
もしも水漏れによって階下の住人に迷惑をかけた際には慰謝料を支払わないといけないことも。
こうしたことを防ぐためにも水漏れが発生したら早めに対処することが欠かせません。
〇水漏れは気づかぬうちに進行していることもあります
例えば、長期旅行から帰ってきたら水漏れによって部屋がカビだらけになっていた、なんてこともあります。
このように長時間家を空ける際には管理会社に連絡しておくことが必要です。
もしも連絡なしに長期旅行をして部屋を水漏れで台無しにしてしまうと修理代を高額請求されることもあります。
このように賃貸住宅に住んでいる際には水漏れにも気をつけておきたいところです。
特に長期旅行時などのように家を長く空ける際には管理会社などに適切に連絡しておくことで余計なトラブルも避けることができるようになります。
〇もしも水漏れが心配ならば予防的に対策をしておくことも良いでしょう
例えば、水漏れ対策キットを購入しておくのも良いですし、水漏れしにくい蛇口に切り替えるのもおすすめできます。
水漏れを防ぐためにも蛇口ハンドルはきつく締め過ぎないようにしたり、水圧を上げ過ぎないようにすることもおすすめです。
〇水漏れ業者を呼ぶ際にもなるべく信頼できるところを選んでおくのがおすすめです
水漏れ業者によっては事務所が無かったりするところもあります。
このため、ネットなどで調べてホームページや事務所などがしっかりある信頼できる水漏れ業者を選んでおくと良いでしょう。
〇水漏れ業者を見極めるためにも一度水漏れ検査に来てもらった際に対応の丁寧さなどを確認してみることもおすすめです
水漏れ検査をしておけば将来どこが水漏れしやすいかもわかって一石二鳥です。
こうした定期検査などで良い水漏れ業者を一度見つけられれば緊急時にも助かります。
水漏れが発生するとかなりあわてるものです。
このように水漏れした際にパニックになってしまって、どこでもいいから水漏れ業者を呼ぼうとすると費用が高額にかかって大損をするということもありますから気をつけておきましょう。