キッチンの蛇口からでる水を美味しくて安全にしたいときに使えるのが浄水器です。ただし、浄水器にはカードリッジが入っていて、中身のフィルターが汚れた場合は取り換えなければいけません。こちらでは浄水カードリッジを交換する時期の目安を説明するので、本体を購入するまえにきちんと把握をしておきましょう。
交換時期の目安はきちんと決まっている
浄水カードリッジはいろいろと売られていて、商品によって交換時期の目安は異なります。ほとんどの場合は『何リットル浄水したのなら、取り換える』といったように設定されているので守るようにしましょう。
例えば、1500リットル浄水したのなら交換するとなっているのなら、1日10リットル浄水する場合、使い始めてから約150日後に交換することになります。もしも30リットル浄水しているのなら、50日しかもたないことになるでしょう。
ただし、浄水器には浄水をせずに水道水をそのまま流す設定もあるので、そちらを工夫して使えば、利用できる日数を伸ばすことができます。また、水の流れが悪くなったり浄水できていないと感じたりするようになったときも交換するべきだといえます。リットルの数値は絶対的なものではないため、異常があると感じられたのならすぐに交換したほうが安心でしょう。
なお、目安をシールで教えてくれたりするなど、独自の交換時期のお知らせをおこなっているメーカーもあります。もしも、いろいろと忘れやすいというのなら、便利な機能を持つ浄水器を利用すれば、忘れずにいつでも安心な水を飲めるようになるでしょう。
購入前に交換時期の目安を調べる方法
浄水器を購入しようとしていて、浄水カードリッジの交換時期を知りたいのなら、メーカーのホームページを見にいってみましょう。ほとんどのメーカーでは、1種類ではなく多くの種類の浄水器を販売しています。それらすべての製品の紹介ページを見れば、浄水カードリッジの交換時期についても書かれているので、簡単に買えるべき目安を知ることができます。
ちなみに、ホームページを利用せずとも、ネットショップの商品ページにも記載されていることがほとんどです。また、パッケージにも書かれているので、家電量販店やホームセンターなどで実物を見たうえでチェックするのもよいでしょう。
いろいろな手段を使って、購入する予定の浄水器の浄水カードリッジを交換すればよいのか把握できます。
もっと使えると感じても交換をしよう
浄水カートリッジの交換時期の目安を聞いても『まだまだ使える』と考えて、使い続けることを決断した方もいるでしょう。実際、浄水部分がつまって、使えなくなるようなことはほとんどないので使い続けることは可能です。
しかし、以前のような水をきれいにするための浄水能力はすでに失われていると考えたほうがよいです。そのため、使い続けていくうちに水道水をそのままで飲んでいる状況と同じになってしまうこともあり得るでしょう。せっかく安全な水を飲みたいと思って浄水器を取り付けていても、内部のフィルターが駄目になっているのでは意味がないです。
そして、もしかすると味に違いがでるので交換時期は自分で判断できると考えたかもしれません。しかし、突然味が落ちるわけではなく、浄水能力が少しずつ落ちるのに合わせて、味も少しずつ落ちるので、気がつける方は多くはないでしょう。新しいものへと交換したときに水の味があまりにも違って、ビックリしてしまうかもしれません。
このようなことから、健康面でも味の面でも交換時期がきたのなら、素直に新しいものへと変えてしまうことをおすすめします。日々の生活を考えて、浄水器を取り付けるという決断をしたのに、取り換えるという決断ができなくてあまりよくない水を飲み続けるのは本末転倒だといえます。
もしも、値段が高くて交換を渋っているのなら、安く売られている浄水カードリッジを購入するようにしましょう。ただし、浄水器に合うものは決まっているため、何を入れてもよいというわけではないので、利用できるものの型番を調べてから購入しましょう。
また、一個で最安値を探すよりも二個セットなどまとめ売りのほうが安いため、そちらから探すことをおすすめします。
浄水器の中に入っているフィルターはカードリッジタイプなので、汚れた場合は交換することが可能です。浄水カードリッジによって交換時期の目安は異なるため、販売しているメーカーのホームページで確認するのがよいでしょう。
交換時期がきても変わりなく浄水できていると感じるかもしれませんが、中身のフィルターはしっかりと汚れている場合が多いです。もしも、安心し飲める水が欲しいのなら、目安にしたがってきちんと交換することを強くおすすめします。