住宅購入や賃貸住宅を借りる場合、さまざまなことに対して準備をしておくことが大事になるでしょう。そのうちの1つが水漏れになります。
水漏れが発生してしまった場合には、完全に自力で直すことが難しいかもしれませんが、代用品を使い応急処置をすることが可能になります。
バケツを上手に利用することが大事になる
古い家の場合には、雨漏りなどが発生してその雨漏りが発生しているちょうど下の部分にバケツを置いておくことが多いです。あくまで応急処置的な方法になりますが、この方法は実は原始的でありながら魅力的な方法の1つです。
バケツ自体は、ある程度大きなものを利用しておくと良いでしょう。つまり、必ず家庭に1つはある程度容量のあるバケツを用意しておくことが重要になります。
ホームセンターなどに行けば500円以内で購入できるものがほとんどですので、水漏れが発生し床に水たまりができてしまう不快感を避けるためにも、それぐらいの出費は覚悟しておくことが必要です。
ただし、バケツは非常に万能なものですが場所によっては利用できないこともあります。どのような意味かと言えば、バケツの高さが高すぎて狭い場所に入らないと言う意味です。一般的に売られているものは、高さが20センチ位あるものですが、高さが20センチ未満の狭い場所に対しては無力になります。
この代わりに、洗面器を用意しておくと良いでしょう。少なくとも、水漏れ修理業者に依頼する前の段階で応急処置的な方法の1つにはなるはずです。このときの注意点は、激しく水漏れをしている場合、定期的に交換することが重要です。
もし、寝ている間に洗面器がいっぱいになってしまう場合にはたらいを用意しておくことで対応することも不可能ではありません。そうだとすれば、各家庭にバケツと洗面器、そしてたらいを準備しておくことが重要になります。
割と万能なビニールテープを用意しておく
水漏れ修理業者が来るまでの間には、時間がかかることがあります。もちろん最近は、比較的迅速に動いてくれる業者も多く、中には24時間対応で仕事をしてくれるところもあります。それは非常にありがたいことですが、いくら30分から1時間程度で駆けつけるといってもやはり応急処置は重要になるでしょう。
応急処置がいい加減だったために、床の下に水が染み込んでしまい、床を交換しなければならないとすればかなりの手間がかかってしまいます。
そこで、重要になるのはビニールテープの活用方法です。ビニールテープは、紙のテープのように水が中に入ることがありません。そのため、これを用いることで一時的にですが水漏れを防ぐことができるようになるでしょう。
ただし100%防ぐことができないのが欠点の1つです。可能なときにビニールテープぐるぐる巻きにしたとしても、しばらくの間は大丈夫ですが、少し時間が経過してしまうとビニールテープの隙間から水が漏れてしまう可能性も否定できません。
このようになってしまうと、遅かれ早かれ床の上に水が垂れてしまうのは仕方のないことです。もし、ビニールテープを利用する場合には可能な限りバケツや洗面器などと併用するのが良いでしょう。これにより、少なくとも床が水浸しになると言う二次災害を防ぐことが可能になります。
子供が使っている粘土で代用する方法考える
子供時代に、粘土で遊んだ人は少なくないはずです。粘土は、非常に想像力をかき立てる遊び道具の1つと言えるでしょう。原始的でありながら、今でも年度が子供たちの間で利用されているのは想像力を豊かにして子供の成長に役立つと言う魅力があるからです。小学生位までの子供がいる家庭ならば、一家に1つ位は粘土が置いてあるはずです。
この粘土は水漏れ時の応急処置として使えることはあまり知られていません。粘土の魅力は、形を自由に変えることができることや、水に強いことです。よく、粘土層の土地は水はけが悪いと言われていますが、これは水を弾く性質があるからです。
この2つの特徴を上手に利用すれば、初歩的な水漏れならば十分に応急処置として役に立つでしょう。ただ問題は、重力があることです。粘土を水漏れしている部分に貼り付けても重力により落ちてしまうと何の意味はありません。
実際に水を多く含むと、いくら水を弾きやすい特徴がある粘土と言っても、床に落ちてしまう可能性があることを覚えておきましょう。こんなときは、外側にビニールテープなどを巻いて補強するのは良いかもしれません。
水漏れが発生した場合、水漏れ修理業者が来るまでの間に応急処置を施しておく必要があります。自力で応急処置をするときのアイテムの1つが、バケツや洗面器です。これを利用することで床が水浸しになると言う二次災害を防ぐことが可能になります。
次に、ビニールテープを利用して水が滴り落ちるのを防ぐことも可能です。ただし、ビニールテープは時間の経過とともに隙間から水が出てしまうため、バケツや洗面器の併用が重要になります。
最後に、粘土を利用する方法もあるでしょう。形を自由に変えやすいことや水に強い点で水漏れが発生した際には強い味方になってくれるはずです。