トイレの水漏れを起こしやすい部位とは?修理方法と合わせて紹介

公開日:2024/03/01 最終更新日:2024/09/14

水漏れ 部位トイレで水漏れが発生すると、日常生活に多大な悪影響が出てしまいます。しかし、トイレの修理方法をあらかじめ知っておくと、いざというときにトイレが使えず不便な思いをすることがありません。本記事では、トイレで水漏れを起こしやすい部位や、部位ごとの修理方法をまとめて紹介します。

トイレで水漏れが発生しやすい部位

ここでは、トイレで水漏れが発生しやすい部位とその原因について詳しく説明します。トイレの水漏れはさまざまな部分から起こる可能性があり、まずはどの部位で水漏れが発生しているかを特定することが修理の第一歩です。

トイレの給水管や排水管接続部分

トイレの給水管や排水管の接続部分は、水漏れが発生しやすい部位です。給水管は壁からトイレタンクに繋がっており、排水管はトイレから水を排出する役割を果たします。これらの接続部分では、パッキンの劣化やナットの緩みが原因で水漏れが発生することがあります。

新しいトイレの場合、排水管が便器の下に隠れていることも多いです。そのため、見えない部分でのトラブルも考慮する必要があります。これらの問題は、部品の交換や調整で解決できることが多いです。

トイレタンクと便器の間

トイレタンクと便器の間には「密接パッキン」というゴム製の部品が使われており、水が漏れないようにしています。しかし、長期間使用しているとこのパッキンが劣化して隙間ができることも珍しくありません。

これにより、トイレタンクから便器へ水が流れる際に漏れが発生することがあります。密接パッキンの交換は専門的な作業が必要であるため、DIYに不安がある場合は専門業者に依頼することをおすすめします。

トイレタンクの中

トイレタンクの内部で水漏れが発生することもあります。外側には水が漏れていなくても、タンク内部でポタポタと水が滴る音が聞こえる場合、タンク内部のトラブルが考えられます。主な原因としては、浮き玉やボールタップの故障が挙げられるでしょう。

浮き玉は水位を測る部品で、ボールタップは給水量を調整します。どちらかが故障すると、水漏れの原因となりやすいです。

便器本体・外装

便器の本体や外装に水漏れが発生する場合もあります。陶器製の便器は丈夫ですが、強い衝撃や地震によってひび割れが生じる可能性は否定できません。

また、トイレ室内の温度と便器内の水温に大きな差がある場合、結露が発生して水漏れのように見えることがあります。結露自体は水漏れではありませんが、放置すると床を傷める原因となるため注意が必要です。

便器と床の間

便器と床の間から水漏れが発生する場合、設置に問題があることが考えられます。便器と排水管の接続部がずれていると、水が漏れ出して便器と床の間に水が染み込むことがあります。この問題は、新しい便器に交換した後や修理後に起こりやすいです。

また、便器と床下の排水管の間を埋めているフランジパテが劣化すると、水漏れが発生することがあります。フランジパテは年月が経つと硬くなり割れやすくなるため、定期的な確認と交換が必要です。

温水洗浄便座のノズルや部品

温水洗浄便座の水漏れは、ノズルや操作パネルの下部から発生することがあります。原因としては、トイレと温水洗浄便座を繋ぐナットの緩みやパッキンの劣化、ノズルや操作パネルの故障、給水フィルターの詰まりが考えられます。

温水洗浄便座は部品が多く、構造が複雑なため、素人が原因を特定するのは難しいです。そのため、専門業者に相談して適切な修理を依頼することが推奨されます。

水漏れ修理をする前の準備

トイレの水漏れ修理を始める前には、いくつかの準備が必要です。まず、修理作業を行う前に止水栓を閉めることが重要です。止水栓は通常、トイレタンクの横に設置されており、右に回すことで閉じることができます。これにより、トイレに流れる水を止めることができ、修理中に水が漏れたりこぼれたりするのを防げます。トイレに何らかの不具合が発生した場合は、止水栓を閉めることでトラブルを最小限に抑えることができます。

修理作業を円滑に進めるために、以下の道具を用意しておくと良いでしょう。

マイナスドライバー

トイレの部品を取り外す際に使用します。特にネジが外れる必要がある場合に便利です。マイナスドライバーのサイズは、取り扱う部品に合ったものを選んでおくと良いでしょう。

モンキーレンチ・ウォーターポンププライヤー

モンキーレンチは、ナットやボルトを調整するために使用しますが、サイズ調整が可能なため多用途です。モンキーレンチがない場合は、ウォーターポンププライヤーでも代用できます。これらのツールは、配管の接続部分や部品をしっかりと固定・調整する際に便利です。

バケツ

修理中に水がこぼれたり流れたりするのを受け止めるために使用します。バケツがあれば、トイレの修理作業中に発生する水の処理が簡単に行えるでしょう。

タオル

水漏れやこぼれた水を拭き取るために使用します。タオルがあれば、作業中にこぼれた水をすぐに拭き取ることができ、床が濡れるのを防ぎます

ゴム手袋

ゴム手袋を使用することで、手が直接便器や配管に触れなくて済みます。これにより、作業が衛生的になり、手を保護することができます。ゴム手袋は必須ではありませんが、使用すると便利です。

水漏れ修理の方法を部位ごとに紹介

トイレの水漏れを修理する際には、発生している部位に応じて適切な修理方法を選ぶことが重要です。水漏れの原因や修理手順を部位ごとに詳しく解説します。

トイレの給水管や排水管接続部分からの水漏れ

給水管や排水管の接続部分から水漏れが発生する場合、主にナットの緩みやパッキンの劣化が原因です。ナットが緩んでいる場合、モンキーレンチまたはウォーターポンププライヤーを使用してナットを締め直します。ナットが空回りする場合、ナットや接続部分に故障がある可能性が高いので、その部品の交換が必要です。

パッキンが劣化している場合は、ナットを外して古いパッキンを取り除き、新しいパッキンに交換します。新しいパッキンは、既存のものと同じサイズや種類を選ぶことが重要です。古いトイレの場合、パッキンの製造が終了していることもあるため、その場合は給水管や排水管ごと交換する必要があります。

ナットを緩めるとトイレタンク内のボールタップが動いてしまうことがあるため、作業中は片手でボールタップを押さえながら作業を進めると良いでしょう。パッキンの交換後、ナットを締め直し、止水栓を開けて水漏れが改善されたか確認します。水漏れが改善しない場合は、専門の業者に相談することをお勧めします。

トイレタンク内の水漏れ

トイレタンク内の水漏れは、主に浮き玉やボールタップの故障によって引き起こされます。浮き玉が故障している場合は、まず止水栓を閉め、タンク内の水を排出します。次に、浮き玉に接続されたチェーンを外し、新しい浮き玉を取り付けます。新しい浮き玉を取り付ける際は、古いものと同じタイプの浮き玉を選ぶようにしましょう。

ボールタップが故障している場合も、新しいボールタップへの交換が必要です。給水管とボールタップを接続しているナットを緩め、ボールタップを外して新しいものを取り付けます。取り付けた後は、ナットでしっかりと固定しましょう。

部品の交換後、止水栓を開けて水漏れが改善されたか確認します。水位が標準からずれてしまうことがあるので、その場合はボールタップの水位調節リングなどで水位を調整します。修理に自信がない場合や作業が難しい場合は、無理に自分で修理せず業者に依頼するのが良いでしょう。

温水洗浄便座からの水漏れ

温水洗浄便座の水漏れを修理する際には、まず止水栓を閉めてから作業を始めましょう。その後、ノズルを引き出します。ノズルに掃除モードがある場合、それを選択すると自動的にノズルが手前に出てくるでしょう。ノズルは通常、反時計回りに回すことで取り外すことができます。製品によって取り外し方が異なる場合もあるため、事前に取扱説明書を確認しておくことが重要です。

ノズルを取り外したら、新しいノズルに交換します。交換が終わったら、止水栓を開けて水漏れが改善されているか確認しましょう。温水洗浄便座は電化製品であり、作業中に感電のリスクがあるため注意が必要です。温水洗浄便座の構造は複雑であり、自分で水漏れの原因を特定するのが難しい場合があります。そのため、自分で修理する自信がない場合や手順が不明確な場合は、専門の業者に依頼するのが安全で確実です。

業者に修理を依頼したほうがいいケースもある

トイレの水漏れ修理には、自分で対応できるケースもあれば、専門の業者に依頼した方が良い場合もあります。以下のような修理は特に業者にお願いすることをおすすめします。

トイレタンクと便器の間からの水漏れ

トイレタンクと便器の間から水漏れが発生する場合、パッキンの交換が必要です。密接パッキンは、トイレタンクと便器の接続部分にあり、水漏れを防ぐための重要な部品です。

パッキンの交換作業には、重いトイレタンクを持ち上げて取り外す必要があります。この作業は非常に手間がかかり、適切な技術と工具が必要です。無理に自分で作業を行うとトイレタンクや周囲の部品を損傷する恐れがあるので、専門の業者に依頼するのが安全です。

便器本体からの水漏れ

便器本体からの水漏れは、主に陶器のひび割れが原因です。ひび割れがある場合、便器の交換が必要になります。応急処置としてコーキングで隙間を埋める方法もありますが、根本的な解決には便器の交換が不可欠です。

便器の交換作業は、取り外しと取り付けが大掛かりで、正確な作業が求められます。自分で修理を試みるとさらにひび割れを悪化させる可能性があるため、専門の業者に依頼することが賢明です。

便器と床の間の水漏れ

便器と床の間から水漏れがある場合も、業者に依頼することをおすすめします。修理作業にはトイレ本体を取り外す必要があり、その際にフランジパテの取り付けや交換が必要です。フランジパテは時間と技術を要する作業で、専門知識がないと手間や時間がかかります。

また、便器と床の間の水漏れは、設置不良や部品の劣化が原因であることが多く、修理には専門的な技術が必要です。素人が作業すると、さらにトラブルを引き起こすリスクがあるため、業者に修理を依頼する方が安心でしょう。

まとめ

トイレの水漏れは生活に大きな影響を与えるため、発生しやすい部位を把握し、適切な修理方法を理解しておくことが重要です。水漏れが多い部位には、給水管や排水管の接続部分、トイレタンクと便器の間、タンク内部、便器本体や外装、便器と床の間、そして温水洗浄便座の部品が含まれます。

各部位の修理方法は異なり、自分で対応できる場合もありますが、トイレタンクや便器本体の交換、便器と床の間の水漏れ修理などは、専門技術が必要なため業者に依頼することが推奨されます。適切な準備と道具を用意し、必要に応じて専門家に相談することで、トイレの水漏れを確実に解決しましょう。

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