蛇口からポタポタと水が止まらないときの対処法

蛇口からポタポタと水が止まらないときにはどうすればいいのか、悩んでしまったことのある人は多いはずです。通常、キュッと固く蛇口を締めることになりますが、場合によってはそれでも止まらないことがあります。そんなときには専門業者に相談してみましょう。

考えられる方法をすべて試してみる

蛇口からポタポタと水が止まらないときには誰でも慌ててしまうことでしょう。全く気づかずそのままにしていると、いつの間にか床にまで染み込んでしまい、集合住宅の場合には階下にまで迷惑をかけてしまいかねません。そんなことにならないようにするためにも、気づいたらすぐに何らかの対処法を考える必要があります。

まず、考えられるのはゆるんでいることです。きちんと締めていないことでそうなってしまっているのなら、きちんとしめればいいだけのことです。蛇口をきつく締めてみましょう。ただし、あまり力を入れてしまうとその圧力によって中のパッキンが切れてしまうことがあります。ある程度の力加減が必要です。それに毎度、きつく締めているようでは中のパッキンがゆるんできているのかもしれません。

通常、それほど力を入れなくてもきちんとしまるものなので、気になるようなら一度、点検してもらうのもいいでしょう。専門の修理業者に連絡をしてメンテナンスに来てもらうことも検討する必要があります。このように考えられることをすべて試しても止まらないようなら次のステップに進むしかありません。

専門業者に電話をして来てもらおう

考えられる方法をすべて試してみても、どうしても蛇口から水がポタポタとしたたり落ちてきて止まらない状態が続くようなら、ここはもう専門業者の出番です。いわゆる水道修理業者に来てもらいましょう。そのためには多少の時間が必要です。すぐに連絡するのではなく、ある程度は情報を集めて業者を比較することをおすすめします。

というのも、業者によって費用も異なり、来てくれる日時も違うからです。そのままにしておく状態が長引くと家の中が大変なことになってしまうので、できれば連絡をしてすぐに来てくれるような業者を選ぶことをおすすめします。最近は連絡をしてから30分以内で駆けつけるといった迅速対応の修理業者が増えてきているので安心です。

いざというときのためにも、このような業者の連絡先を日頃からチェックしておきましょう。マグネット形式で冷蔵庫に連絡を貼れるようなものがあると便利です。迅速対応のところはどんな地域でもすぐに駆けつけてくれます。その地域を営業しているスタッフに連絡をとれるようにしているからです。

修理道具も基本的なものは常備しています。パッキン交換程度なら新しいものを常に持ち歩いているので、すぐに交換してもらえることでしょう。パッキンはどんどん古くなっていくものなので、定期点検をしていない場合にはいつの間にかゆるんでいたり切れていたりすることがあります。定期的にメンテナンスをしてもらうこともこれを機に検討してみましょう。

修理が必要な場合にはすぐにおこなってもらおう

専門業者に来てもらっても蛇口からの水が止まらない場合には、どこかが壊れているのかもしれません。しっかり業者に見てもらいましょう。修理業者はその道の専門家なので、しっかりと原因を探ってくれます。よくあるのはパッキンがゆるんでいたり切れたりしていることです。

こうなってしまうと新しいパッキンに交換しないことには状態を改善することはできません。原因がわかったら業者のいうとおりに改善してもらいましょう。パッキン交換なら修理に来たときに新しいものを持ってきていることもあります。その場ですぐに交換して直ることも多いので、とても楽です。

一方、もっと状態がひどいこともあります。おおがかりな修理が必要になることもあるでしょう。見てもらったときには適切な修理道具がそろっていないこともあります。こんなときには応急処置だけしてもらい、後日あらためて修理に来てもらうしかありません。修理の内容によっては半日以上、修理にかかってしまうこともあるでしょう。

都合のいい日時を指定して来てもらうことをおすすめします。その際、修理前にどのくらいの費用がかかるのか見積もりをとることを忘れてはなりません。おおがかりな工事ともなると、スタッフの人数も複数名やってくることがあります。拘束時間も長くなるので、数万円以上かかることも頭に入れておきましょう。

蛇口から水がポタポタとしたたり落ちてくる場合には、まず、自分で考えられる対処法をすべてやってみることが大事です。単純にきちんと蛇口がしまっていないだけということもあるからです。そんなことで専門業者を呼ぶのは意味がないので、試せることはやっておいたほうがいいでしょう。

ところが、どの方法を試してみても改善しないことがあります。そうなってしまったら、ここはもう専門業者に来てもらうしかありません。信頼できる専門業者を調べて連絡をとってみましょう。すぐに来てもらえることもあれば、数日後になってしまうこともあるので注意が必要です。