自分でもできるトイレタンクの水漏れ修理方法

公開日:2020/05/15  最終更新日:2020/05/28

トイレの不具合が起こってしまい、水が溢れてきてしまっている場合などには水漏れ修理業者に依頼することが多いかと思います。ただ、場合によっては修理業者を待っている暇がなかったりするかもしれません。そこでトイレタンクの水漏れ修理を自分でしたいと考えた際にはどうしたらいいのか見ていきましょう。

修理に大事な流れを知ろう

トイレタンクから普段聞くことのないチョロチョロとした音が聞こえて、不審に思って見てみると水漏れをしていたという経験がある方はいませんでしょうか。このような事態が起こってしまった場合には、最初の対応が大切になります。まず何よりも早くトイレの止水栓、あるいは元栓を締めなければなりません。

一般的に、トイレの止水栓はトイレタンクの中、もしくはトイレ後方の壁や床などに付いています。止水栓の閉め方ですが、トイレに付いているタイプはドライバーで閉めなければいけないものが多いです。一部ハンドルを回して閉めるタイプのものがありますが、基本的にはドライバーが必要だと思っておいた方が良いでしょう。

ただ、緊急の際には止水栓が見つけられない場合や、長年動かしておらず回すことができないという場合もあります。その際には、トイレを流れる水道の元栓を閉めなければなりません。多くの場合、元栓のある場所は、戸建てと集合住宅で違ってきます。

戸建て住宅の場合には、家の敷地内に蓋をされて設置されているので、蓋を外しレバーを閉めて水を止めます。集合住宅の場合には、玄関横にパイプシャフトという所があるので、その中にある自分の家の番号の元栓だけを閉めてください。この作業をしなければ、トイレタンクを開けて水漏れ箇所を確認しようとした際に、水が一気に出てきてトイレが水浸しになる可能性があります。

水浸しになってしまうと壁紙の張替えなどの二次被害が広がってしまい、余計な費用がかかってしまいます。そのうえ、トイレタンクの水漏れの原因になりうる箇所は一つではないため、確認に時間がかかってしまうというのも水を必ず止めなければいけない理由です。

水漏れの原因になりうる箇所と対処法を確認

トイレタンクの中は、いくつもの部品で構成されており、その中のオーバーフロー管とゴムフロートという所が水漏れの原因となりうる箇所になります。オーバーフロー管とは、タンクに給水された水があふれてしまわないように、水位が一定以上になると自動的に排水するための管です。このオーバーフロー管は、タンク内にあるボールタップやピストンバルブ、さらに浮き球と呼ばれる部品と密接に関係していて、オーバーフロー管からの水漏れはこれらの箇所に不具合が起きている可能性が高いです。

まず考えられるのが、ボールタップという部品の中にあるピストンバルブの劣化による水漏れというパターンになります。このボールタップは、タンク内に給水するために必要な部品ですが、この中にあるピストンバルブの調子が悪いと、水の量を調節できずタンク内に水が過剰に供給されてしまう可能性があります。

過剰な水の供給が続くことにより、オーバーフロー管の排水能力を超過してしまい、水漏れが起こるというメカニズムになります。これを解消するためには、ピストンバルブに付いているパッキンを交換することが必要です。

まず給水管のナットをレンチで外し、ボールタップを固定しているナットも外します。次に、ボールタップ部分に二つ付いている蝶ネジと呼ばれるネジを、カランプライヤーという機器を用いて外してください。カランプライヤーは、ホームセンターなどでも手に入るので、見つからないという場合でも店員さんに聞けばすぐに分かります。

そうして分解するとパッキンが出てくるので、それと同じタイプのものを購入して交換しましょう。パッキンをはめる際には、方向を間違えないように元の形を覚えておいたり、説明書をよく読むことが大事です。

また、オーバーフロー管と一体になっている浮き球が上手く機能せずに、水の処理が適切にできず水漏れを起こしている場合もあります。確認方法としては、浮き球を手で持ち上げてみて水漏れが止まる場合には、原因がそれにあるとみてよいでしょう。浮き球がタンク内の何かに引っ掛かっていないか、浮き球の中に水が入っていないかなどを確認して、それでもだめなら交換の必要があります。この浮き球もホームセンターで購入できることがほとんどです。

ゴムフロートの不具合の場合はどうする

また、ゴムフロートと呼ばれる箇所の不具合が原因の場合もあります。ゴムフロートとは、タンクの下部にあり、トイレを流すレバーを回したときに浮き上がって、タンクの中の水を排出する役割を担っています。これが何らかの形で元の場所に戻らなくなり、水漏れを引き起こすというのが多いパターンです。

典型的な例としては、タンク内にゴミが混入した、節水対策のためにタンク内にものを入れているといった場合にゴムフロートが戻らないことがあります。そうでない場合にはゴムフロートを交換する必要があり、その際にはまず接続しているオーバーフロー管から外します。

オーバーフロー管の中の水垢を綺麗にした後、新しいものを付けて、チェーンの長さの調節をすると完了です。オーバーフロー管・ゴムフロートいずれの不具合の場合でも、最後の止水栓や元栓を開けた後、水の流れる音がしないかどうかの、最終確認を忘れないようにしましょう。

 

適切な方法を知っておけば、トイレタンクの水漏れ修理を自分でおこなうことは決して難しくありません。事前に水を止めておくなどの基本的なことを押さえておくことと、とっさの際に慌てないようにする気の持ち方がトイレの水漏れ修理の際には何よりも大事です。特に、自分の家の止水栓の閉め方がどの方式であるか、元栓はどこにあるのかということは確実に覚えておく必要があります。これを機に、一度自宅の状況がどうなっているか確認するのもよいでしょう。

 
   
 

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