水道凍結の対策をして水漏れを防ごう!

公開日:2018/11/02

水回りのトラブルで多いのが水漏れですが、季節には関係なく起こるものというイメージが強いのではないでしょうか。

しかし実際には水漏れは季節がかなり深く関係することになります。

夏場の日差しによって傷んでしまった水道管や水栓器具が、冬場の冷たくなった水によって急激に冷やされることにより、ひび割れを起こして水漏れが発生するというケースが多く、冬場の寒い時期には水漏れのトラブルもかなり増えているので気をつけなくてはなりません。

冬場の水道管のトラブルで身近なものといえばやはり凍結ですが、一度発生してしまうと次々に水トラブルが起こってしまうことになります。

水漏れしてしまうと、水漏れ修理を行なっている業者に依頼して修理しなくてはならない場合が多く、予期せぬ出費となってしまい頭を悩ませる原因となるので、できる限り水漏れしないようにしっかりと凍らないように対策をしておくことが重要になってくることは間違いないのではないでしょうか。

少しでも水を出し続けておくと凍結を防ぐことができる

雪が降らない地域に住んでいる人ならば、水道管が凍ってしまうということは経験したことがないという場合が多いですが、水道管は、雪が降り始めて二日目以降で凍ってしまうことが多く、雪が降り積もった時には凍ってしまう可能性はかなり高いです。

水道管の内部で水が凍結してしまったことにより、水の体積が増加することになり、それにより水道管が部分的に破損してその部分から水漏れが発生しまい、修理が必要になってしまいます。

凍ってしまうことの対策の仕方は様々なものがありますが、最も簡単な方法といえるのが水を出し続けるという方法です。

たくさん出し続けている必要はなく、蛇口から少しだけ水を出し続けているだけで、流れ続けていれば凍りにくいという水の性質から凍結を防ぐことにつながります。

深夜には気温が大幅に下がるので、雪が降り始めたら、その日の深夜までに対策として水を少量出しておくと、簡単に防ぐことが出来ます。

水道代がかさむと考えて躊躇してしまいがちですが、水道代よりも水漏れをして業者に依頼して修理に来てもらうほうが出費が大きいことは間違いありません。

凍ってしまう前に水を出しておくことで、簡単に予防することができるので水を出すように心がけておくべきではないでしょうか。

水道管を保温しておくことも大切

水道管が凍るというトラブルはどこの箇所でも起こる可能性があることですが、その中でも注意しておかなくてはならないのが、家の外に露出している水道管です。

外の寒さをもろに受ける場所であり、しっかりと対策をしておかなくてはなりません。

露出した水道管には、ホームセンターなどで販売されている保温材を使用したり、発泡スチロール素材などの保温材でくるんであげることにより、凍ることを防ぐことができます。

ホームセンターなどで素材を購入しなくても、手作りで作ることも簡単にできますが、水道修理を行なっている業者などに依頼しても対応してもらえるケースが多いです。

この程度ならばかなりリーズナブルに対応してもらうことができ、修理の依頼をするよりも明らかに安いです。

もちろん布を巻きつけるというだけでも、全く何もしていないのとは違い凍る可能性を軽減させることにつながります。

水道管の中の水を全部抜いておく

凍ってしまう理由というのは、水道管内に水が留まっているからであり、その水を抜いておくことによって凍ってしまうことを防ぐことができるということになります。

水道を長期間使用しない場合ならば、とくに有用な方法といえるのではないでしょうか。

水抜き栓がある場合はそれを利用することになりますが、ない場合には蛇口を開いた状態で水道の元栓を閉めれば、水道管内に空気が入ってくれるようで残っている水を抜くことができます。

しかし少しの水が残っているだけでも凍ってしまう可能性があるので、保温など他の対策と併用して行う、予備の対策という程度に考えておくべきではないでしょうか。

水道管の中をチェックすることはできないので、確実に水を全て抜くことができたのかということも確認することはできず、絶対の効果があるものではないということは頭に置いておくべきといえます。

まとめ

水道管か凍ってしまった際に、無理に水を出そうと間違った溶かしかたをしてしまうと、水道管が破裂することにつながり、水漏れになってしまいます。

少量ならば問題ないと考えてしまいがちですが、少量でも水が漏れていると、そこから徐々に広がっていってしまう可能性もあり、水道代に大きな影響を与えるということにもなりかねないので修理が必要になります。

冬場には水道管が凍ってしまい水が漏れるというトラブルがかなり多く発生するからこそ、いきなり水道管の修理にすぐ来て欲しいと言っても対応してもらうことができないケースもあります。

そうなれば、水を使うことができず生活にも支障が出るので、あらかじめ水道管が凍ってしまわないように水を出して置いたり保温するという対策をしておくことが必須といえます。

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