水道局指定工事店に工事を依頼するメリットは?

公開日:2024/07/01 最終更新日:2024/10/11

業者

水道工事を依頼する際、水道局指定工事店に依頼することには多くのメリットがあります。指定工事店は厳しい基準をクリアし、水道局からも信頼されている業者であり、安全で確実な工事が期待できます。今回は、そんな水道局指定工事店に依頼するメリットについてくわしく解説します!

水道局指定工事店とは

「水道局指定工事店」とは、給水・排水装置工事を正しく行うことができる業者として、各自治体の水道事業者から指定を受けた工事店のことです。

水道に関するトラブルが発生した際には、この水道局指定工事店に依頼することが推奨されています。水道局指定工事店には「指定給水装置工事事業者」と「指定排水装置工事事業者」の2種類があり、それぞれ異なる役割を担っています。

指定給水装置工事事業者とは

指定給水装置工事事業者とは、水道法第16条の2にもとづき、各自治体の水道事業者により「給水区域内で適切な給水装置工事ができる」と認められた業者です。

給水装置工事とは、主に上水道に関わる工事で、たとえば給水管の新設や修繕、交換などが含まれます。この工事は、指定を受けた業者のみが実施可能で、無資格の業者が行うことは禁止されています。

指定給水装置工事事業者になるためには、国家資格を持つ「給水装置工事主任技術者」が所属していることや、工事に必要な機材・資材を保有していることが条件です。また、過去に不正な行為を行っていないことなど、信頼性の面でも条件を満たしている必要があります。

この指定は全国で一律の基準ですが、工事ができるのは指定を受けた自治体の給水区域内に限られます。したがって、給水トラブルが発生した場合には、地域の指定業者に依頼することが重要です。

指定排水設備工事事業者とは

指定排水設備工事事業者は、下水道に関わる排水装置の工事を行う業者です。

各自治体の下水道事業者により「適切な排水設備工事ができる」と判断された業者が指定を受けます。下水管を通じて宅地内の汚水を公共下水道へ流すための設備工事や修繕は、必ずこの指定業者に依頼する必要があります。

これは各自治体の条例で定められており、資格を持たない業者が排水設備工事を行ってはいけません。指定排水設備工事事業者として認定されるためには「排水設備工事責任技術者」の資格を持つ者が在籍し、なおかつ必要な設備や資材が整っていることが要件となります。

さらに、その業者は、指定を受けた自治体内で営業所を構えている必要があります。このように、業者が指定を受けるためには多くの条件をクリアし、信頼できる技術と体制を整えていることが前提です。

水道局指定工事店に工事を依頼するメリット

蛇口からの水漏れや排水管のつまりなど、最初は小さな問題と思っていたものが、実際には専門的な技術を要する深刻なトラブルであることも少なくありません。

そこで頼りになるのが、水道局指定工事店です。なぜ水道局指定工事店に依頼すべきとされているのか、今回はそのメリットについてくわしく解説します。

安心できる技術と品質の保証

最大のメリットは、工事の品質に対する信頼感です。

水道局指定工事店は、国や自治体が定めた厳しい認定基準をクリアしており、適切な設備と技術を持つ業者として認められています。これにより、一定以上の技術力が保証されているため、安心して水道工事を任せることができます。

非指定工事店の場合、工事の技術力や対応の質が不確かなこともあるため、不安が残る可能性があります。

幅広い対応が可能

水回りのトラブルは、その原因が表面的なものから、内部の老朽化や破損にいたるまでさまざまです。

「自分で直せる」と思って修理を試みた結果、かえってトラブルが悪化してしまうこともあります。たとえば、蛇口の交換を自分で試みた際に給水管を傷つけてしまったり、排水の詰まりがじつは管内部の亀裂によるものであるといったケースも考えられます。

水道局指定工事店なら、こうした予期せぬ事態にも柔軟に対応でき、スムーズに問題解決を図ることができます。給水管や排水管の新設・交換など、一般の非指定工事店では対応できない高度な工事も可能です。

また、一度に幅広い業務を行えるため、トラブルが発生した際に最初から適切な対応が期待できる点も大きなメリットです。

費用面での安心感

水道工事にかかる費用は、業者によって異なりますが、指定工事店であれば適正な価格での工事が期待できます。

不当な高額請求や見積もり以上の追加料金を請求されるリスクも低く、万が一トラブルが発生した場合でも、自治体に相談すれば対応してもらえるため、安心感が違います。

非指定工事店では、相場よりも高い見積もりを提示されるケースや、初めは安く見えるが、後から追加費用がかかるといった問題も起こりやすく、その場合の対処が難しいこともあります。

自治体のサポートを受けられる

工事の内容や費用に関するトラブルが発生した際、指定工事店であれば自治体のサポートを受けることが可能です。

たとえば、工事後に問題が発覚した際や、不適切な請求があった場合、自治体が仲介役となり、工事店と連携して問題解決を図ってくれます。この点は、非指定工事店では保証されないため、安心感が格段に違います。

トラブルの予防と迅速な対応

水道トラブルは、早期発見・対応が欠かせません。

水道局指定工事店は、トラブルの原因を正確に突き止め、適切な対策を講じるための知識と技術を持っています。かんたんな水漏れの修理はもちろん、給水管の大規模な修繕まで、一連の流れがスムーズであるため、依頼者としても安心して進行状況を見守ることができます。

非指定業者との違いは?

水道工事業者には「指定業者(水道局指定工事店)」と「非指定業者」が存在します。

両者の最大の違いは、対応できる工事内容の範囲です。指定業者のみが行える工事がある一方で、非指定業者は対応できる範囲が限られており、その違いがトラブルの発生や対応のスムーズさに影響します。

まず、指定業者のみが行える工事には、給水管や水栓の新設、増設、撤去、修繕工事が含まれます。これらの工事は、安全性と水質管理の観点から専門知識と技術が求められるため、非指定業者には許可されていません。

さらに、下水道に関連する工事、たとえば排水設備の新設や構造変更、トイレの水洗化工事も、指定業者の専任作業です。一方、非指定業者でも可能な工事として、パッキンや蛇口の交換などの簡易な作業が挙げられます。

しかし、かんたんな作業だと思って依頼した場合でも、実際には大掛かりな工事が必要なケースもあり、その際は指定業者に依頼し直す必要が生じることもあります。また、非指定業者が許可されていない工事を行うと、違法行為と見なされることがあるため、注意が必要です。

さらに、指定業者には特定の書類発行権限があります。水道料金の減免申請に必要な証明書の発行は、指定業者にしか認められていません。これにより、指定業者はより多様なニーズに対応できる信頼性の高い業者とされています。

非指定業者に依頼するとトラブルになる?

水道工事を依頼する際に、業者選びは非常に重要です。

とくに「水道局指定工事店のみが行える水道工事」を非指定業者に依頼することは、法的リスクを伴う行為であり、トラブルに発展する可能性があります。

そもそも違法になる

まず、非指定業者に水道工事を依頼することは違法です。

水道局が定めた基準を満たさない業者に工事を依頼した場合、過料が科される可能性があるだけでなく、水道の給水が停止されることも考えられます。これは、給水設備の設置や改修が適切に行われていない場合、水質の低下や水漏れといった重大な問題が発生する可能性があるためです。

非指定業者には書類の作成権限がない

非指定業者には工事に必要な各種書類の作成権限がありません

上下水道の新設・改造・撤去・修繕を行う際、各自治体に対して事前の申請が必要です。しかし、非指定業者はこれらの申請に必要な書類を作成できず、結果として工事が正式に認められないことがあります。

さらに、申請手続きを怠ると、将来的にトラブルが発生した場合、適切な修繕や対応が受けられなくなるリスクもあります。具体的には、水道局指定工事店のみが作成できる書類には、給水装置新設工事申込書や工事施工申請書、工事図面、使用水量査定申請書などが含まれます。

これらの書類は、水道工事を行った証拠となるだけではなく、漏水などで水道料金が高くなった場合の減免申請にも必要です。適切な手続きを行わないと、将来的に無駄なコストを支払う羽目になることも考えられます。

品質・安全面でリスクがある

非指定業者による工事は品質や安全面でのリスクをともないます。

水道工事には高度な技術と専門知識が必要であり、これを持たない業者に依頼すると、配管の不具合や水漏れなどのトラブルが発生しやすくなります。そのため、価格が安いからといった理由で非指定業者に工事を依頼することは避けるべきです。

適切な業者を選ぼう

水道トラブルが発生した際、適切な業者を選ぶことは非常に重要です。

まず、候補として考えている業者が水道局指定業者であることを確認しましょう。水道局のホームページの指定業者一覧から手軽に確認できます。次に、業者の実績と経験を確認しましょう。長く続いている業者なら、それだけ多くの実績があり、信頼性も高いです。

ホームページに会社概要や固定電話番号がきちんと記載されているかもチェックポイントです。フリーダイヤルだけの記載には注意が必要です。また、料金の安さだけに惑わされないことも大切です。

最低料金を提示している業者でも、実際には追加費用が発生する場合が多く、最終的に高額な請求を受けるリスクがあります。現場を確認し、正確な見積もりを出してくれる業者を選びましょう。さらに、アフターフォローの充実度も選ぶ際の重要な要素です。

工事後のトラブルにも対応してくれる業者は信頼できます。相見積もりを行い、最低でも3社から比較することをおすすめします。

まとめ

専門知識と技術が必要な水道工事には必ず指定業者を選ぶことで、トラブルを未然に防ぐことができます。水道局指定工事店に依頼する最大のメリットは、技術力と信頼性が保証されていることです。非指定工事店に比べ、広範な工事に対応でき、費用面でも安心感があり、自治体のサポートも受けられる点は大きな魅力です。水回りのトラブルは生活に大きな影響を与えるため、信頼できる水道局指定工事店に依頼することで、安心して生活を続けることができるでしょう。

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