住宅の中では水回りの設備のチェックをしっかりしておきましょう。
不具合が発生してから直そうとしても、業者に来てもらいにくかったり、予想以上のお金がかかったりする可能性があります。
トラブルが発生する前に対処すると安心です。
新しく設置してからの期間で考える
新築の住宅を購入したとき、基本的には建物部分、設備部分などはすべて新しい状態です。
実質的には建築期間などを含めると住む時点で数か月経過しているときもありますが、あまり考える必要はないでしょう。
今は新築だと10年は保証してもらえる仕組みがあるので、何らかのトラブルがあると無償で修理をしてもらえたり交換をしてもらうことができます。
10年は特に問題なく住み続けられるかもしれませんが、10年を経過した後は少しずつ劣化の度合いも大きくなってきます。
生活をするときに問題になりやすい部分として水回りがあり、問題が発生すると水漏れ修理をしてもらう必要があります。
水が漏れて床や他の設備に浸み込んだりするとその分劣化が進みやすくなるので、できるだけ水漏れが発生する前にメンテナンスをした方が良いでしょう。
行う時期として、新しく設置してからどれくらいの期間が経っているかを計算してみましょう。
新築状態の住宅を購入したなら、すべての設備は購入期日から計算します。
ただ設備によって耐用年数や平均寿命が異なります。
10年ぐらいなら問題なくても、15年ぐらいから徐々に寿命が来始める設備があります。
寿命の年数を過ぎるとトラブルになりやすいので、寿命が来る数年前ぐらいから準備をするようにしましょう。
交換をしたら、次に交換をするのはその一定期間後です。
設備ごとに異なるので、交換をしたらいつ交換をしたかが分かるようにしておきましょう。
一覧表にしておくと、資金の積立てもしやすくなります。
使えているものの一定の不具合を感じるとき
家電や家具を使っていて、少し不具合を感じる時があるでしょう。
テレビなら少し映りが悪くなったり、掃除機なら吸い込みが悪くなるなどです。
ちょっとした不具合なので、テレビなら全く映らないわけではなく、掃除機のゴミも全く吸えないわけではありません。
使えるのでなかなか買い替えようとせず、完全に使えなくなるまで使おうとするときがあります。
不具合のレベルがそれほど高くないのであれば、生活に支障は出ません。
しかし不具合の出る割合が多くなると、生活に支障が出た状態になるので、ストレスを感じながら生活しないといけなくなります。
家電や家具だけでなく、住宅内の水回りの設備に関しても同様のことが言えるでしょう。
何となく水がぽたぽたしているが、きつく締めれば取り敢えず水が締まるようなときです。
おそらく部品の一部が甘くなっているので、これまで以上に力を入れないと締められなくなっているのでしょうが、一応使えるのでそのまま使いがちです。
ただそのまま使っているとさらに劣化が強くなり、水漏れ修理をしなくてはいけなくなります。
メンテナンスをする時期としては、不具合を感じ始めた時になるでしょう。
自分で交換などをするとすぐに不具合が生じたりしますが、それは設置がきちんとできていないためです。
業者に行ってもらえれば、ある程度の期間普通に使うことができます。
どのレベルの不具合で行ってもらうかは人によって変わるでしょうが、過去の経験なども考慮して早めに行うようにしましょう。
水をよく使う夏前にチェックして行う
日本には四季があり、全国的に春夏秋冬の季節があります。
冬は非常に寒く乾燥した季節です。
夏は暑くて湿度が高めです。
春や秋はそれらの季節の中間的な気温で湿度ですが、冬のような寒さや夏のような暑さの時もあるので注意が必要です。
日本で住むにあたっては四季があるのが分かっているので、多くの人はいろいろな備えをしながら生活をしています。
暑くなる前の準備をしたり、寒くなる前の準備、その他台風が来る前の準備などをしています。
生活に支障が出にくいようにしておくのが良いでしょう。
住宅の中では水回りの設備があり、トラブルが発生しやすい部分ともいえます。
トラブルが発生してからだと急に業者を呼んだり、設備が使えない状態が突然発生したりと困ることもあります。
水漏れ修理が発生する前にメンテナンスをしておけば、急にトラブルが発生するのを防ぐことができます。
心の準備ができるだけでも違うかもしれません。
各家庭では設備の寿命をチェックしていたり普段から不具合の様子などをチェックしているでしょう。
もうそろそろするにあたって、1年の中でよい時期はいつになるかです。
水をよく使うようになるのが夏で、トラブルが発生すると困ります。
業者も忙しくしているのでなかなか来てもらえない可能性があります。
そこで春に入った頃から少しずつ準備を始めましょう。
交換すべき部分のチェックをして、業者を選定したり設備の選定をしたりしておきます。
準備をしておけば、希望の設備への交換が可能になります。
まとめ
水回りの設備は、それなりに寿命があります。
寿命の年数をチェックしておき、それを基準にして交換を考えると良いかもしれません。
既に不具合が発生しているなら、それも目安になります。
水をよく使う夏前に行うと良いでしょう。