水道トラブルの中でも水漏れは特に多くなっています。その原因としては設備や部品の老朽化や劣化などが多くなっています。古い家では特に珍しくないトラブルですが、ときには新築であるに関わらず水漏れが発生することもあります。改善のためには、まずはその原因を究明し、そしてその原因に合わせた対策をする必要があります。
施工ミスによるものが考えられる
水道は生活に欠かせない部分ですので、故障や不具合があれば早めに対処することが大切です。水道トラブルの中でも特に水漏れは多くなっていますが、その原因としては部品の劣化や設備の老朽化などがあげられます。古い家となると、キッチンやお風呂、蛇口などの設備もかなり傷んできますし、水道管も老朽化してくるのでこうしたトラブルは珍しいことではありません。
新しい家の場合は、そうしたトラブルとは無縁と感じているのではないでしょうか。新築であれば水回りの設備も新しく、部品の劣化も進んでいませんがときには水漏れが発生することもあります。放置していると家を傷める、耐久性を落とすことにもつながるので早めの対処が必要です。
新しい家の場合は、業者による施工ミスが考えられます。早めに施工業者に連絡をし、原因を確認してもらいましょう。原因がわかったら補修工事を依頼することになります。
雨漏りや水道管が破裂していることも考えられる
新築で水漏れが起こる例としては、雨漏りがあげられます。こちらも古い家で起こりやすいトラブルですが、新しい家の場合であっても屋根材や外壁材のちょっとしたずれが雨漏りにつながることは珍しくありません。放置していると、家の耐久性を弱めてしまうだけではなく、シロアリなどの害虫が発生しやすい環境になりますので、早めの対策が必要です。
屋根や外壁の修理で対応できることが多くなっていますが、ときにはどこから漏れているのか判断が難しい場合もあります。施工業者に連絡をすることはもちろん、漏れの原因がわからない場合は雨漏り対策に強い専門業者に調べてもらうこともおすすめです。
それから、施工には特に問題がなくても漏れが起きる場合もあります。日本は自然災害が多い国として知られていますが、地震などの自然災害で水道管が破裂してしまう場合もあります。地震がなくても冬場は寒さで凍結が起き、それがもとで水道管が破裂してしまうこともあります。
水道管が破裂している場合は、多くの水が漏れることにつながり、水道料金が極端に高くなるおそれもあります。水道管に問題がある場合は、早めに水道業者に連絡をして適切な処置をおこなってもらいましょう。
洗濯機など水回り家電の設置ミス
家の施工に問題がない場合でも、あとで購入した家電製品の取り付けや設置ミスで水漏れが起こることもあります。特に洗濯機は水を多く使う家電ですので、注意が必要です。設置後に水漏れが発生した場合は、設置した業者に連絡をして修理をしてもらいましょう。洗濯機のほかでは、食器洗い洗浄機やシャワートイレなどの施工ミスでも漏れが起こる可能性があります。
それから、トイレも水のトラブルが多いところですが、新築であっても、つまりが発生して汚水があふれ出すこともあります。この場合は、水に溶けない紙を流そうとしたり、異物を落としてしまうことなど間違った使い方によるものが多くなっています。
水漏れは目に見えている部分で発生している場合は見つけやすく、業者に連絡をすればすぐに対応してもらうことができます。見えている部分だけではなく、ときには床下や壁の中で漏れていることもあり、この場合は発見が遅れてしまうことも少なくありません。
水を使っていないにも関わらずメーターが回っているときはどこかで水漏れをしている可能性が高いといえます。普段より水道代が高くなったなど異変を感じた場合は、早めに水道業者に連絡をしてどこかで水漏れが発生していないかを確認してもらうことがおすすめです。
水道トラブルでも特に多い水漏れは、新しい家ではあまり縁のない話というイメージもあります。実際にはこうしたトラブルは多く、その原因では業者による施工ミスがあげられます。このほかでは、屋根材や外壁材のずれによる雨漏りが起こる例もありますし、洗濯機など水回り家電取り付けの失敗が水漏れを起こしていることもあります。
さらに、家そのものには問題がなくても、地震などの自然災害が影響して水道管が破裂する事例もあります。目に見えている部分はすぐに対策ができますが、床下などの見えない部分で漏れているときは発見が遅れがちです。
水道代がいつもより高いと感じたら、メーターが回りっぱなしになっていないかもチェックしてみましょう。いずれの場合も放置していると家を傷める、水道代が高くなることにもつながりますので、発見したらできるだけ早く業者に連絡をしましょう。