水漏れを確認した場合、いち早く業者に頼んで修理をしてもらいたいと考えるかもしれません。しかし、世の中には法外な料金を請求する悪徳業者がいるのも事実なので、おかしなところに引っかからないようにしましょう。こちらでは、工事が終わったあとで追加料金を請求するタイプの悪徳業者の特徴を紹介します。
法外な料金を請求する悪徳業者は存在している
水漏れ修理をおこなってくれる業者をインターネットで調べると、さまざまなところを見つけられます。その中にはホームページを運営していて、水漏れ修理をお手頃な価格でおこなうことをアピールしている業者もあります。しかし、そこに記載されている価格は最低価格の場合が多いため、実際に見積もりをおねがいするとそれ以上の金額になってしまう可能性が高いでしょう。
問題なのは見積もりをおこない、納得をして契約をしたのに、あとから追加料金を請求してくる業者です。契約になかった工事を勝手におこない、事後報告でその費用を請求してくるのですから、悪徳業者だといえるでしょう。工事はすでに終わっているという弱みにつけ込む悪質な手口なので、引っかからないようにきちんと業者を選ばなければいけません。
もしも、見積もりに書かれた金額以外支払いたくないのなら、追加料金が発生しない内容で仕事を頼みましょう。ただし、しらばっくれる可能性もあるので、きちんと書面にして証拠を残しておいたほうがよいです。なお、見積もりの段階でおかしいと感じたのなら、その業者には水漏れ修理を頼まないようにしましょう。
見積もりだけなら無料とアピールするところも多いので、一銭も支払わずに工事の費用を知ることができます。ただ、ハッキリと断るとしつこく粘る可能性もあるので、前向きに検討すると伝えて帰ってもらいましょう。
追加料金が必要なら見積もりをもらう
追加料金があるからといって、すべての業者が悪徳ではないことは理解しておかなければいけません。なぜならば、水漏れ修理の作業をおこなっている最中に、どうしても追加で工事が必要になる場合もあるからです。基本的に見積もりというのは、外見だけで行うため、必要な作業内容が100パーセント正確というわけではありません。
つまり、作業内容が追加されてもおかしくはないため、追加料金があるということで悪徳業者というわけではないのです。もちろん、まともな業者ならば、追加工事をするときには依頼主に確認を取るため、作業終了後にいきなり追加料金を知らされるということはないです。
きちんと追加工事についての見積もりをもらえるはずなので、金額をしっかりと確認しましょう。ただし、本来は不必要な工事を、必要であるかのように説明をして追加料金を請求してくるかもしれません。その場合は、提案された追加工事が本当に必要なのか不必要なのか分からないのが問題でしょう。それを避けたいのなら、信頼して水漏れ修理を任せられる業者を見つける必要があります。
これまでの長年の実績があるのなら、詐欺行為を働く可能性は低いので、そのようなところを探して仕事を依頼しましょう。水漏れという緊急事態のトラブルでしょうが、調べずに適当なところを選んでしまうと金銭的なトラブルを招いてしまうので気をつけなければいけません。インターネットに繋げる環境があるのなら、最低でも業者の名前を検索して、悪い噂がないか調べてから仕事を依頼しましょう。
泣き寝入りはしないで相談をしよう
すでに悪徳業者と考えられるところに頼んでしまって、法外な追加料金をふっかけられて困っている場合もあるはずです。工事は終了しているのだから、払わなければ終わらないと考えるかもしれませんが、戦う手段はまだ残っています。明らかに高いと感じるのなら、どんなに請求されたとしても、そのまま従わないようにしましょう。
日本には消費者の味方となって相談に乗ってくれる機関がありますし、法律の専門家に話をすることだって可能です。正規の金額ではない悪徳業者ならば弱みがあるはずなので、戦えば、全額免除にならずとも減らすことができる可能性は高いでしょう。
なお、弁護士に相談をする場合は、減額できるお金と依頼料をしっかりと比べなければいけません。悪徳業者に支払う金額が減っても、それを上回る依頼料が取られたのでは損をしてしまうからです。弁護士事務所のスタッフに聞けば、いくらくらいになるのかきちんと教えてくれるため、悪徳業者と戦うべきかどうかの決断をしましょう。
工事が終わったあとにいきなり追加料金をふっかけてくる悪徳業者は、契約をハッキリとさせることで遠ざけられます。少しでも不審に思うポイントがあったのなら、契約をやめてほかのところに水漏れの修理をおこなってもらいましょう。
業者はたくさんあるため、信頼ができて、納得ができる金額で工事をしてくれるところが見つかるはずです。緊急事態につけ込むような悪徳業者に得をさせてはいけないので、怪しいところにはしっかりと『NO』を突きつけましょう。