築10年以上経過すると出てくる問題点の一つは、水漏れの問題です。これは水回りなどが破損し水漏れが発生してしまっている場合にあります。
そのままの状態で放っておくといつの間にか水漏れが拡大し建物自体が劣化してしまう恐れも考えられます。そこで、もし水漏れが発生した場合には水漏れ修理業者に依頼するのがよいでしょう。
修理料金が格安すぎる場合は要注意
水漏れ修理業者にもさまざまなところがありますが、やはり可能なかぎりお金をかけたい人はいないでしょう。何か新しいものを購入する場合と異なり、仕方なくお金をかけなくてはならない部分だからです。そのため、多くの人は格安の業者に惹かれるのもうなずくことができます。
ただ、あまりにも格安の業者には注意をしなければいけません。通常業者は、何らかの理由があって相場よりも安くなっていることがほとんどです。優良業者の中で格安になっている場合の理由の一つは、広告などの費用があまりかかっていない場合です。業者によっては、頻繁に広告を出して宣伝をしているところがありますが、そのようなところはお客さんがその費用を払っているようなものです。つまり、その分だけ工事費用が高くなるといえるでしょう。
ですが、ほとんど宣伝しないような会社の場合にはそもそも宣伝費用が発生していませんので工事費用を抑えることができるわけです。このような理由から、格安にすることは十分可能です。それ以外にも、部品などを大量購入している大きな会社などは格安で部品を購入できるため相場よりも安くなることもあります。
明確な理由があればよいですが、もし明確な理由がない場合には工事が手抜きの可能性があると考えてよいでしょう。あるいは、格安の工事をしますと言っておきながら、契約のときにお金をもらいそのまま消えてしまう場合も考えられます。
無理にでも契約を結ぼうとしている業者は怪しい
水漏れ修理業者の中には、顧客のためを考えてさまざまな提案をしてくれるところがあります。そのようなところは、顧客思いの業者としてよい口コミなどが多いはずです。
しかしながら、顧客のことを一切考えずにとにかく契約をすることだけしか頭にないような業者は一般的に悪徳業者とよばれるところです。たいていの場合、いい加減な工事をしてお金をもらおうとしていますのでそのようなところは避けなければいけません。
どのような特徴があるかといえば、すぐに契約をとろうとするところです。本来ならば、顧客の悩みごとなどを聞いてその解決策を提示してくれるか、専門家ならではのアドバイスをくれるのが一般的です。しかし、そのようなアドバイスもなくとにかく契約書にサインをしてくださいというようなところは、顧客のことを考えていない可能性があります。
また、少し押し売り気味に契約を迫るような業者も中にはあります。そのような業者の場合には、契約を避ける必要がありますがやむを得ず印鑑を押してしまった場合には消費者センターなどに相談してみると良いです。この場合には、民法を根拠に後に契約を取り消すことは十分可能です。支払ったお金も戻る可能性が高いでしょう。
電話番号や所在地などを確認することができない
水漏れ修理が発生した場合、業者に依頼することになりますがそんな水漏れ修理業者の中でも、悪徳なところがあるとすれば所在がはっきりしていないようなところです。例えば住所がよくわからない業者などは契約をすると逃げてしまう可能性があります。しかも、最初にお金だけを全額受け取っておき、工事の日になっても来ないので電話をしてみると、一切つながらないような場合があり得ます。
そのため、業者を見るときには営業許可番号や住所が明確になっているかどうかも確認しておくべきです。最近は、インターネットの地図でその業者の店舗まで確認することができるため住所は重要なものになります。電話番号は、市外局番から表示されているものならば信ぴょう性はありますが、携帯電話しか代表番号がない場合には怪しいと考えて間違いありません。
水漏れ修理業者に依頼する場合、注意するべきことは悪徳業者が存在することです。
悪徳業者にもさまざまな種類がありますが、そのうちの特徴の一つがあるとすれば修理料金が安すぎる場合です。極端に安い場合には、お金だけをとり途中で逃げてしまう可能性や、修理がいい加減で十分に対応してくれないことが考えられます。
二つ目は、すぐに契約を迫ろうとする業者になります。本来ならば、顧客のことを考えて顧客が満足するためのサービスを提供するのが正しい業者の在り方ですが、悪質な業者になると顧客のことは考えずにとにかくお金欲しさに契約を迫ろうとします。そのようなところは、確実に避けなければいけません。
さらに、業者の住所が分からない場合や電話番号が携帯電話の番号しか載っていない場合には、お金だけを持って逃げてしまう可能性も考えられるでしょう。