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水漏れが起きた場合の液体パッキンの使い方とは

公開日:2019/04/15


給水管などから水漏れが発生した場合、そのままの状態で放置していると状況がより悪化してしまうことがあります。

ではその場合、どういった対処法を選ぶべきなのでしょうか。

また、どういう方法が効果が期待できるのでしょうか。

 

経年劣化で水漏れを引き起こしてしまうことも

建物は外壁などが汚れるだけでなく、実は壁の内側でも色々な変化が起きており、知らない間に劣化していることもあり得ます。

パイプなども同様で、いつのまにか湿気や湿度、さらに汚れなどによって劣化し、さらにパッキンも磨耗していってしまいます。

その結果、パイプに切れ目が入ってしまったり、パッキンの傷んだところか水漏れが発生してしまうことは決して珍しくありません。

亀裂が入っていたり傷んでしまった箇所というのは、どうしても水圧に耐えることができなくなってしまうからです。

また一旦水漏れが発生してしまうと、自然に直っていくということはないので、まずは止水栓を閉じることが必要不可欠です。

ただ、状況によっては止水栓を回すことができない場合もあり、その場合は元栓を閉めて対応しましょう。

全く動かないからといって力の限り止水栓を動かそうとすると、結果的に破損してしまうということも十分あり得るからです。

したがって、戸建ての場合は地面の中、集合住宅であれば玄関の横にある元栓を閉め、とりあえず水が流れてこない状況を作りましょう。

そうすればとりあえず被害範囲の拡大を防げるからです。

 

応急処置として液体パッキンを使用

例えば給水管などは1本の長い管となっていますが、それは何箇所も継ぎ足してどんどんと長くしていっています。

その部分に利用しているパッキンは樹脂でできていますが、5~10年程度でどうしても磨耗、劣化していってしまいます。

そして本来であれば水を漏らすことはないのですが、劣化によって徐々に水が漏れてしまうので注意しましょう。

この場合、パッキンの交換をすることで問題を解決できますが、必ずサイズが合っているパッキンを利用しなければなりません。

大きさがもし違ってしまうと、結局はまた水が漏れ出してしまうことにつながってしまうからです。

また、応急処置として効果が期待できるの液体パッキンと呼ばれるもので、これは空気に触れると固まるようになっています。

防水テープなどを貼って対応することもできますが、それに比べると隙間を埋める作用が高いので効果が期待できるといえます。

ただ液体パッキン自体は効果的な応急処置の方法ですが、本格的な修理の方法というわけではありません。

水圧によって液体ぱっきんが外れて、結局再び水漏れが起きてしまうということは十分起こりうるからです。

 

知っておきたい液体パッキンの正しい使用方法

液体パッキンを利用すると、パイプなどからの水漏れを防ぐことができるようになるため、応急処置として利用することができます。

使い方は非常に簡単で、必要なところに適量を塗るだけとなっており、初心者でも十分使いこなせるのではないでしょうか。

ただ、たくさん塗れば良いというわけではないということさらに水圧に負けてしまい結局は水が漏れてしまうことになるので、あくまでも応急処置として利用しましょう。

基本の使い方としては、まずは水の止水栓や元栓を閉めて水が出てこないようにするのが必要不可欠です。

修理をする際は水が出たままだとなかなか作業が進めづらいので、必ず水を止めてから利用するようにしましょう。

液体パッキンはチューブに入っているタイプの方が手軽に利用できるので、まずはそれを購入すると良いでしょう。

また使う時はできるだけ塗る箇所の汚れを落とすことが基本で、さらに油分が付いている時はそれも綺麗に取り除いておきます。

基本的にはたくさん塗る必要はないため、水漏れが発生している箇所にまずは薄く塗り込むようにしましょう。

また速乾性と書かれているものの場合、すぐに乾くのですが、まだ乾いていない間に水を流してしまうと結果的に剥がれてしまったりすることもあり得ます。

なのですぐには水を流さず、ある程度乾くまで待つとしっかりと定着した状態にしやすくなります。

 

給水管だけでなく、その継ぎ目自体はどうしても経年劣化を避けることができず、結果的に水が漏れてしまうことがあります。

そのまま放置しておくとただ単に室内が水浸しになってしまうというだけでなく、水道代が高くなったり、場所によっては漏電を引き起こしてしまう可能性も出てきます。

したがって、早急にその状態を改善し、できるだけトラブルが拡大しないようにしなければなりません。

そこでまずすべきことは、止水栓を閉めることですが、それが無理なら元栓を閉めて対応しましょう。

止水栓、もしくは元栓をしっかりと閉める事で水が漏れるのを防ぐことができるので必ず行います。

ただこの状態では水が使えなくなってしまうので、次に修理に取り掛かりましょう。

この場合、パッキンの交換なども効果的ですが、場所によっては液体パッキンの利用もおすすめとなっています。

液体パッキンは応急処置として利用することができますが、基本はチューブから少し出して薄く塗ることです。

また速乾性があるとい言うものでもしっかりと乾かすことで、ある程度の期間の使用には耐えられる状態に持っていくこともできます。

ただあくまでも応急処置に過ぎないので、必ず水道工事を行ってくれる業者に連絡をし、水漏れ修理をしてもらうようにしましょう。

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