水漏れは実に厄介なもの。
水道屋さんに来てもらって工事してもらう必要性も生じますし、何かと不便にもなります。
だからこそ水漏れは事前に予防してなるべく起こらないようにしておくのが正解です。
こうした水漏れの予防法はいろいろとありますが、ここでは実践しやすい方法についていくつか紹介していきましょう。
水漏れの予防法について詳しくなろう
〇水漏れの予防
◆排水管を気にかけることはおすすめです。
例えば、一度に大量の水を流し過ぎないようにするといったことが基本的な対策となります。
あまりにも一度に大量の水を流すと水圧も上がって排水管も摩耗がしやすくなってきます。
◆排水管に流すといけない薬品などもあります。
特に排水管によっては特定の薬剤を流すことで穴が空くことも。
高温のお湯なども同様にあまり流さないようにすることが大事です。
◆定期的に排水パイプを掃除するというのも良いでしょう。
こうすることで水漏れを予防できるだけでなく排水パイプのつまりも防いでいくことができます。
このように排水パイプを適切に保っておけばメリットが多いですから実践しておきましょう。
◆正しい水道の使い方を知ることも大事です。
水道蛇口もあまり強く締め過ぎると蛇口ハンドルを痛めてしまって壊れやすくなってきます。
他にも、水圧を高めすぎるとパッキンなども摩耗しやすくなってきます。
このため、水道を用いる際には適切に用いることが大事になってくるのです。
◆定期的に水道設備を点検してみるのも効果的です。
例えば、ネジがゆるくなっていたら締め直したり、パッキンが古くなっていたら新しいものに交換しましょう。
パッキンなどの耐用年数は給水器などの説明書を見れば記載されていますから、適切に新しいものに切り替えることも必要になってきます。
◆水漏れを予防するために水道屋さんに水漏れ検査をしてもらうのも一つの手です。
水漏れ検査をしてもらえば水漏れしているかどうかがわかってより安心できます。
また、水漏れ検査によって水漏れしやすいような箇所もわかります。
配管の耐久度や穴が生じやすいところなども指摘してもらえるだけでなく、予防工事をしてもらえるようなことも。
このように水漏れ検査をしてもらうのは実に助かりますし、費用的にも安いですから、水漏れが怖いという場合位はためしてみると良いでしょう。
水漏れを予防するためにもその原因を知っておく
〇原因を知る
どうして水漏れが起こるのかを知っておくことで予防にも役立てていくことができます。
◆例えば、蛇口が原因で水漏れすることが多いのは知っておくと良いでしょう。
蛇口周りではパッキンが劣化したりバルブカートリッジが劣化したりホース部分に亀裂が入るなどして水漏れが発生します。
このような水漏れしやすい箇所は常日頃から確認しておけば水漏れがしそうな兆候も見つけやすくなってくるはずです。
◆水漏れを予防するためには給水管を調べてみることも効果的。
洗面台の下の収納扉を開いてみると給水管があるはずですから、この給水管を見てみて穴が飽きそうではないか、壁との接続部などがゆるくなっていないかどうかを確認してみると良いでしょう。
◆水漏れがしやすいS字トラップをチェックしてみるのも良いでしょう。
S字トラップは異物などを抑制する働きがありますが、これも洗面台の収納扉を開くとみつけられます。
このS字トラップは構造的に弱いものでもあり、ここから水漏れすることも多いのです。
そのため、水漏れ予防のためにもS字トラップ周辺は水漏れ対策テープを貼って特に水漏れしにくいようにしておくこともおすすめでしょう。
◆水漏れがもしも発生したらその原因を的確に分析して次に水漏れしないように役立てていくことも求められます。
水漏れしたような箇所は再び水漏れする事が多いものでもあります。
例えば、配管が原因で水漏れしたら配管を取り替えるよいチャンスと思って配管を総取り替えすると良いでしょう。
◆他に、何度蛇口を交換してもパッキンなどがすぐにダメになってしまうという場合には水圧が強すぎるためかもしれません。
こうした場合には水圧調整をしてみるということもできます。
水道屋さんに来てもらって水漏れを直してもらった際に「次回から水漏れしないようにするためにどうしたらよいか」とアドバイスを仰いでみるのもおすすめです。
このように水漏れを予防する方法はいろいろとあります。
どれもおすすめできるものですが、水漏れ検査をしてもらうのは特に有効でしょう。
少しのコストで水漏れの被害を大幅に少なくしていくことができます。
他にも、水漏れ予防のために部品などを適切に交換することも効果的です。
こうしたことは少し面倒にも思えるかもしれませんが、一度水漏れしてしまうと費用的にもより面倒が多くなります。
是非ともこの記事で紹介したような予防法を実践して水漏れ被害を少なくしていきましょう。